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会社から求められることと自分の理想のギャップ

2018年 この年の6月に息子は3歳を迎えることになる

3歳といえば、働くママの最初の壁ともいえる「時短勤務の終了」
勤めていた会社も例外ではなく この壁が立ち塞がることになった
周りで働いていた出産後復帰した人たちも 
この時短勤務が切れる3歳の誕生日で、
フルタイム勤務かアルバイトへの切り替えか、退職を余儀なくされていると、
聞いていたので、私もどうするべきか頭を抱えていた。
この仕事は続けたいけれど、フルタイム勤務となったら定時は20時・・・
子供と過ごす時間はほぼなくて、寝るときだけ・・ということになってしまう
アルバイトになったら、働き続けられるけど、
結婚式の担当はできなくなってしまうから、働く意味を見失ってしまいそう・・
当時は、同じように現場(結婚式場のウェディングプランナー)で子供を育てながら働いていた人は社内で皆無だったので、
相談できる人もいなくて 一人悩む日々を送っていた。
そんな日々の中、いよいよ結論を出さなくては行けないタイミングになり
面談をすることに。

この面談に同席していたのは当時の上司たちや、人事部の偉い人
悲しきかな、、ここにいた人たちは、誰も子供がいなくて、働くママのことを理解してくれるような人は誰もいなかった。。

そこで繰り広げられる、働くママを抱えると大変だというトーク・・
私の面談のはずなのに、私を置いてけぼりに繰り広げられていくこの時間が苦痛でしかたなかった・・
そして私なりには、努力して必死に周りと同じ量の仕事をこなしてきたことを全否定されてしまった。
人事の人から時短勤務なのに、残業が多すぎるよねと。
ただ時間だけを見て 言われた一言がすごく辛かった。
平日はきっちり定時でもあった17時に退社をしていたものの、
土日は旦那さんに預けられることもあって、朝から晩まで見学の案内から打合せ、婚礼の施工とビッシリこなしていた。
そこが残業時間の要因。
私からしたら、平日ができない分仕方のないことで、
当時の上司も状況を知っていて、普通に仕事を回してきていたのに、人事の前では一切釈明することもなく、庇ってもくれなかった。
なんだったんだろう、子供との時間も顧みず仕事を必死にしてきた私にとっては涙が出るくらい悔しかった。
そして、最後には、
「仕事でのやりがいと、プライベートの充実、両方求めるのは贅沢だ」という言葉
子供を育てながらも、仕事をキャリアアップしていきたいそう思っていた私には
辛すぎる一言。
女性が多い職場なのに、この言葉を人事の人が言えるこの状況に、
絶望して、退社が頭によぎった。
ただ、辞めてしまったらこのウェディングプランナーの仕事ができなくなると当時は思っていて、
(今思えば、その時に退社してフリーランスという道を選択するということもあったのになと思うけど)
提案された、契約社員のような働き方をすることになった。

2018年6月 息子の3歳の誕生月にとてつもなく悔しい気持ちを抱えながら
雇用条件を変えて異動をし、新しい職場で働き始めることになった。

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