2020年4-6月・フェイスブック決算

お早うございます！週末のニューヨークは下落、そして、為替は円高ということもあります。今週はアメリカの大手企業のGAFAの決算発表があります。今日はその中から、フェイスブックについて簡単に解説します。

フェイスブック注目！！

今回のフェイスブックの決算は、注目を浴びています。

ナスダック市場上場しているSNS企業です。現在230.71ドル右肩上がりの上昇です。

ただし、現在厳しい状況下に置かれています・・・。

ストップ・ヘイト・フォー・プロフィット

コロナ禍において黒人差別やヘイトスピーチなどを温存するという決定をしたことにより、大手企業の広告費が打ち止めされてしまったからです。

出稿の停止を求めるキャンペーンである「ストップ・ヘイト・フォー・プロフィット（憎悪を利益にするな）」には、現在200社以上の企業が参加しています。

ノース・フェイス（The North Face）、エディー・バウアー（Eddie Bauer）ユニリーバ（Unilever）、パタゴニア（Patagonia）など200社にも上ります。

言論の自由を残しつつ方向性を示す措置

マーク・ザッカーバーグは、このキャンペーンについて、「特定の人種、民族、国籍、宗教、社会階層、性的指向、性同一性、移民、他者の身体的安全、健康、生存に対する脅威であると主張することを禁止ずる」と定める一方、有料ではない投稿でこうした声明を行ったアカウントを停止するといった措置については記載がありません。

フェイスブック決算発表

いまや押しも押されぬ世界中２６億人が参加しているこのSNS。

元々ザッカーバーグがハーバードの学生だった時に、ハッキングをして得た女子学生の身分証明写真をインターネット上に公開し、公開した女子学生の顔を比べて勝ち抜き投票させる「フェイスマッシュ」というゲームを考案したものでした。

それが、今や世界中の人々が参加するSNSです。

Messenger Roomsという新しいサービス開始

新しく、Messenger Roomsというサービスもスタートしました。テレビ会議システムです。MessengerやFacebookにある｢ビデオカメラ｣ボタンを押してルームを作成します。

招待したい友人にリンクを送信するだけで、テレビ会議が可能です。しかも招待コードがあれば誰でも参加可能です。登録者数が圧倒的に多いフェイスブックは、有利かもしれません。

広告収入が企業収益の柱

ただし、フェイスブックのような、広告収入が収益の柱である企業は、コロナ禍で企業主益が細り、広告を打ち切っている中、厳しいといえるでしょう。

それプラス、今回の「ストップ・ヘイト・フォー・プロフィット」が、どのように今回の決算に影響するのか？

決算発表は、29日16時です！！