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富士山と浩太朗⑤

「袈裟江先生と僕のコラボについての詩」

先生のマグマは先生のマグマだから
先生独自の色と温度を持っている

僕のマグマは僕のマグマだから
僕の独自の(マグマ)の色と熱を持っている

その二つの異なるマグマがぶつかるところで生まれるもの
それが僕の絵なのだ

だから本当はとてもはげしい情念がうずまいているのだけれど
なぜか先生のマグマと僕のマグマが衝突すると
まるでマグマから生まれた富士山があんなに穏やかに見えるように
僕の絵もまた穏やかな絵になっていく

(2017.8.26 談)









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