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相手にマウントを取られた話

昨日、初心者マークの次男の運転でドライブに行ったんです。

次男が運転する車は14年目のもうすぐ20万キロになりそうな旦那の車。
ナビは付いているけど、更新していないので古い情報のままなので、
方向音痴のわたしはGoogle先生にお願いをしてナビをしてもらってました。

Googleの道案内って、近道を教えてくれるのはいいんだけど、時折、「え?こんな道、車走れるの?」っていう案内をしてくれる。

今回も知らない土地で「え?こんな細い道を通るの?」という感じで
知らない道に迷い込んで行った。

こころの中は
「あ~、対向車来たら嫌だな~。すれ違い怖いな~。初心者の運転だしな~」と嫌な予想をしていた。

すると、早くも対向車が現れた。

次男はすぐに精一杯の技術で端っこに寄せた
それと同時に対向車のおじさんはすごい勢いですれ違おうとしていた。

「こんな勢いで運転するのだがら、きっと慣れた地元のひとなのかな~」とすれ違いが終わろうとした瞬間

かつん!

とぶつかった音がした。

えー、やだー、まじー(汗、💦)

でもでも、うちは停車していたでしょ。
100%悪くないよね?

うちの車の傷を確認したら
白くなっていることろがあって、次男が出てこすったら
少し傷は付いてるかな~っていう程度で
凹んでもなく
もともと細かい傷はたくさんあったので
まあ、これぐらいなら処理しなくても
いいのかなって頭がよぎった。

ぶつかってきたのは相手のおじさん。
きっと、あちらは「すみません」って言ってくるよねって思い込んでいた。

だがしかし!!!

相手のおじさんは自分の車を確認してから近寄って来て

「うちの車はなにも傷ついてないですから」

って言うの。

は????????

いやいや、ここで引き下がってはいけない!

「うちは動いてないですから!初心者ですし」

この初心者を売り物にした言動が間違っていた。

「初心者だろうがなんだろうが、もっと幅寄せしないとぶつかるだろうが」

と怒られた・・・

そしたら、なんだか急に自信がなくなり、
もしかしたらうちが悪いのかもしれない、警察呼んで保険屋さん通したとしても、何割かうちの過失になり、めんどくさいことになるかもしれない・・

そんな思いが一気に沸き上がり

お互い傷がそんなでもないということで
もっと文句言いたそうなおじさんを背に終わりにすることにした。

なので、相手のおじさんがどこの誰なのか、なんなら車に詳しくないわたしは車種すら把握していない。

次男はわたしの引き下がる態度がおかしいと
最初からおじさんを威嚇していた。

わたしがおじさんに背を向けた瞬間、次男が
くっそやろうという意味を込めて
うぉーって声出したら

おじさんは反応して、すぐに振り向き立ち止まり
こっちをにらみつけてるのを見た。

わたしはあのおじさんが怒ってこっちに来るのではないかと
怖かった。

次男に「もう、いいから、やめなさい」と車に乗り込んだ。

この一件、次男はおかしいと言い続け

家に帰って旦那に報告したら大激怒。

「なんで警察呼ばなかったんだ。相手が100%悪い」
「せめて免許証の写真を撮るべきだった」などなど。

そこでわたしが感じたのは
あ~やっぱりうちが悪いわけではなかったんだ・・・

女だしな~
女って、男にマウント取られやすいんだよな~(ここ、重要!)

結局、次男と共に今回のことはいい勉強になったねと終わったのだが、
その夜、モヤモヤは解消しておいた方がいいと思い、ノートに書き出しをして整理をした。

ノートに書きだて出てきたのは
〇男は怒らせると怖い
(これは普段大人しい父が急に怒るひとで、怒るとすごく怖かったので、
身体に染みついた恐怖があったことを思い出す)
〇女よりも男の方が力が偉大。女は弱気存在。
(弱い女であり続ける必要はないし、かといって男に勝つ必要もない)

これはわたしの幼少期がそうだったから男に力があると思い込んでいるだけの話ではなく

歴史的に見ても女は立場が弱く、いつも虐げられてきた。

近年、男女平等とか言われてて同等になってきているような感じもあるが
よく見てみると
男化している女性が多いように思う。
目指すのは女性が男性化することではない。

話がどんどん逸れていっているのだが
わたしは女性が女性らしく、女性の力を発揮できる世の中を目指したい。
それは女性であるこことの能力開花。

男性よりも女性が素晴らしいと言っているわけではなく
女性が女性の力を発揮することが
より住みやすい地球にしていくことなんだと思っている。

話は戻って
昨日は寝る前にこの出来事を整理しておこうとノートを開いた。

まずば文句を書く。
自分がされて嫌だったことを書く。
すべては自分の内なるものが投影されたことはわかっているので
次にすることは
なぜそれが起おこしたのか?
自分が持っている考え、信念を掘り起こす。
書いていると、自分が何を信じていたのかがわかってくる。
それを文字で認識できたら
ここでようやく選択ができる。

自分はどうしたいの?
その考え、その信念持ち続けたいたいの?

昨日の答えはこれだ。

なにがあってもブレない自分でいよう
強い芯を持った自分でいよう

これでようやく終了となる。

この終了と聞くと記憶までなくなってすっきりすることを
イメージする人がいるんだけど
記憶は残るよ。
でも、記憶にくっついている感情がなくなる。

そういうからくり。

思い返すと、しばらくこんなムカッとする出来事がなかったので
これも自分を知るきっかけだったんだと思うと
感謝なんだな。

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