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専業主婦だからって余裕があるわけじゃない!

「専業主婦」って経済的に余裕がある家庭だと
思われがち。

でもさ、そんなことないよね。
いつも「わたしって働かなくて本当にいいのかな」
っていう気持ちと戦っているひと、多いよね。

仕事と育児の両立は、大変だ。
誰かにお世話にならないと、この両立は
お母さんひとりでは、はっきり言って難しい。

でも、仕事と育児のバランスも大事で
仕事があることで
子どもと離れることができて
それがリフレッシュに繋がり
自分が保たれることもある。

仕事はお金を稼ぐだけの目的ではなく、
自己実現の目的にもなる。

つまり、「やりがい」ってことよね。
生きがいではなくてね。

経済的な理由でどうしても働かなければ
いけない状況の家庭だってある。

だから専業主婦やっていると

「いいわね~」とか言われることがあるけど
こっちだっていろいろ悩んでるんだぞ!
って思う。

だけど、
そんなところで戦っても体力消耗するだけだから
愛想笑いで済ましてみたり・・

するよね~(汗)

NHKの朝ドラ「虎に翼」にドハマりしている。
男尊女卑な戦前社会の空気と制度を乗り越えて、
女性初の裁判所長となったストーリーなのだが、
単なる女性の社会進出の話ではない。

登場人物である女性たちが抱える生きずらさが
如実に描かれていていて
頭がもげそうになるほど、共感してしまう。

例えば、
バリバリに働いて家を守っている主人公寅子と
専業主婦で家を守っている花江ちゃん。

花江ちゃんは専業主婦で家にいて
お金稼いでないから

「わたしが全部の家事をしなきゃ!」と思い
家事育児を全部背負い込んで
知らないうちに自分を追い込んでしまう。

息子たちに
「お母さんの面倒は一生みるからね」と言われて

「わたしは結局、誰かに依存して生きていかなきゃいけなんだ」
と言ってみたり。

違う、違う!
本当はそうじゃない!

専業主婦って大変じゃんか。

家事労働を時給換算にしたら
すごい稼いでるんだよって言われても

実際、そこに価値を見出すことって
なかなか難しい。

あたしもあるある。
「家にいるのが申し訳ないから節約しなきゃ」
って思っちゃう。

でも、それは今作られた観念ではなく、
昔から続く男尊女卑が続いているんだ。

え?それって呪いってこと?
(そうかもね)

――最後に、花江としての今後の見どころなどを教えてください。
そうですね……実は、撮影が始まる前、花江がどういう人なのか、監督たちとお話しさせていただく機会があったんです。そのときに言われたのは、「花江ちゃんは家庭に生きる女の人の代表」だということ。
寅ちゃんみたいにバリバリ働いて道を切り拓ひらいていくわけじゃないけれど、そういうふうに働く女性だけが偉いわけじゃないよ、ということを表現しているのが、花江なんです。
人のため、子どものため、旦那さんのために生きている女性が劣っているわけでは全くなくて、どの女性もいちばん。家庭に生きる女性だって、外で仕事をする女性と同じくらい尊いんだよ、ということを伝えられる人だと思っています。
今はまだ子どもっぽい部分もありますが、今後も、花江なりの成長を見守っていただければうれしいです

花江ちゃん演じる森田望智さんのインタビュー ステラnetより

なんだか、日本の少子化対策は
女性が仕事と子育てを両立しやすいように
共働きでも子育てしやすい環境を整備に一生懸命だけど

そうじゃない。

専業主婦が劣ってるわけじゃない。
だからと言って、働いてる女性が悪いという
こともでもない。

大切なことは
女性がどの生き方を選んでも
「この人生を選んでよかった」と心の底から思えて
しあわせで豊かな人生を送ること。

他と比べることなく、
自分の生き方を尊重できること。

自分だけの
自分にしかできない生き方をして
人生を楽しむこと。

そしたらしあわせな女性が増えて
しあわせな親子が増えて
幸せ溢れる地球になるんじゃないかな

って思っています。

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