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「なんで普通に生きれないの?」と母はわたしに言った

公務員を辞めようとしていた時
母がわたしに

「なんであんたは普通に生きれないの?
旦那もいて、子どももいて
ちゃんとした仕事もあって
みんな揃っているのに
何が不満なの?」

と言った。

80歳になった母はもう忘れていると思うけど。

わたしはそれを聞いて
すごく納得をしたと同時に
ちょっと落ち込んだんだ。

確かに、普通じゃないよね。
ホント何が不満なんだ。

なんでわたしって普通に
生きることができないんだろう?

これがわたしの長年の悩みのひとつになった。

はっきり言ってこんな自分に困っている。
今回も相当参っている。

だって、安定を求めるわたしは今まで
転職先を決めてから退職していたのに、
今回はその先のお勤めの先がない。

おとなしく働いてればよかった。

普通の定義はひとそれぞれだけど
与えられた職場で頑張ればいいだけじゃん。

なんでそれができないの?

お勤めの仕事をある程度まで
経験すると、「もういいかな?」と
やめてしまう自分に困っている。

とは言っても
社会福祉協議会の子育て相談の仕事は
10年目を迎えてからの退職だから
ポンポン仕事を変えてきたわけではない。

お勤めだって
正規職員じゃなかったけど、けっこう
いいポジションにいた(と思っている)

それを手放すなんて・・・
居心地だって最高だったはずなのに。。

でも、

でも、

でも、

「やっぱり、起業したい」

これが頭から離れない。

でもね、起業したいとか言っちゃってるけど
なりたい自分がないんですよ、わたし。

でも、起業したい!が頭から離れない。

起業したい!が頭から離れないせいで
人間関係も良好で、自分のペースで
仕事ができる環境にいるにも関わらず、
せっかくの職を手放す自分。

なんなんだ?

なんで起業したいんだろう?というのが
自分にとってすごく謎だった。

そんなある日、ある講座で先生に
勇気をだして、この状態を相談してみた。

すると先生は3つのパターンを教えてくれた
のだが、いちばん印象に残っているのがコレ。

「未来の自分の波動を感じている場合がある。

例えば、5年後にドックトレーナーに
なっていたとする。その5年後の波動は
今ココのゼロポイントにすべてある。
その波動と今の波動がパチンと合って、
なんか犬が超気になって仕方がない感じ。

わかるかな。

つまり、
けいこさんが起業して活躍して楽しく
活動している未来の自分の波動と
今の波動がパチンと合って
なりたいものはないけど
なんか起業しなきゃいけない気がしてい
いるというパターン。

いまというゼロポイントにはたくさんの
可能性パターンがあって、そこの周波数と
今の自分の周波数が合っているということね」

それを聞いて
視界がぱあ~っと一気に晴れた気持ちになった。

でも、これをお母さんに言ったところで
残念ながら理解されませんね(笑)

旦那さんに言っても
「おまえ、頭大丈夫?」って言われそう(笑)

けど、わたしの真実はこれだと思った。

自分が真実だと思ったことが真実。
これ、ほんと!

わたしのように
なりたいものがないのに
漠然と「起業したい」って思っている方は
いないかな?

そう思っているなら
それは未来の自分からのメッセージ
かもしれないよ。

そう考えると今回は
他からのお誘いで仕事を辞めちゃったけど
結局そのお誘いの方と絶縁することになり、
何にもなくなって
現在、フリー(無職)。

でも、これって強制終了なんだろうねね。

いい加減、やれよって言われている感じ。

だれに?

わかんないけど、全体から。
(全体ってなんやねん)

思い返せば、カウンセラーをすることが
公務員を辞めたときに抱いた夢だった。

保育園で働いている時、悩みを打ち明けて
くれるお母さんたちが
話終わった後に「ありがとうございました」と
ほっとした顔で帰っていく姿が
うれしかったから。

「聴く」ことでひとは元気になれる。

そして「聴く」ことでひとの役に立てる。

だからカウンセラーになろうと思った。

わたしの子育て支援の対象は
子どもじゃなくて、お母さん。

学んできたことを実践したいけど
起業するには自信がなくて
社会福祉協議会の子育て相談員の仕事を
選んだ。

そして、いつか起業するんだ。

無料相談を受けている時から
全力で相談を受けてきたし、
質問にも全力で答えてきた。

わたしの中で無料も有料も
出してるものは変わらないけど

お金を払って本気で受け取ってくれる
ひとに届けたい。わたしも本気で自腹で
カウンセリングを学んできたから。

でも、いつまで経っても実践に移さない私。

だから、今回強烈な出来事によって
放りだされた感じ。

もう、やるしかないと諦める。

だからさ、普通に生きれないんだってば、
わたしという人間はさ。






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