見出し画像

シリアと中東関係の本棚

シリア・中東関係の本の記録

1.パトリック・キングズレー著『シリア難民』

あるシリア難民の、国を脱出する旅を追った記録。

2.ジャニーン・ディ・ジョヴァンニ『シリアからの叫び』

2012年、シリア各地に生きる人々の声の記録。前線で闘う戦闘員へのインタビューも興味深い。難民として生きる女性たちの記録も。

3.デルフィーヌ・ミヌーイ著『シリアの秘密図書館』

包囲された東グータの地下に作られた、図書館の記録。知識を得ることは、人間らしく生きることの要であると教えてくれる。

4.リチャード・エンゲル著『中東の絶望、そのリアル』

中東地域を取材したジャーナリストの手記。

5.サーミ―・ムバイヤド著『イスラーム国の国旗のもとに』

シリアにおけるジハード主義者が生まれた背景を、歴史的に説明。「イスラム国」についても言及。

6.サマル・ヤスバク著『無の国の門』

政権を批判する、政権と同じ出自のアラウィ女性の、3回にわたるイドリブ渡航の記録。

7.アザド・クディ著『この指がISから街を守った』

クルド人スナイパーの手記。イランでクルド人として生きること、戦闘に加わるまでの記録も。

8.ウェンディ・バールマン著『シリア 震える橋を渡って』

ひとりひとりの言葉だけで、シリア危機の記録を紡ぐ。

9.桜木 武史著『シリア 戦場からの声 増補版』

2012年~15年まで、5回にわたる取材によるシリア危機現場の記録。

10.Sam Dagher著『Assad Or We Burn The Country』

アラブの春初期からのダマスカス、シリア政府とその周辺の動きからはじまり、ハーゼフ大統領時代のシリアにも触れながら、現在にいたるまで、シリア政府の戦略や内部の動向を記録したもの。各国ジャーナリストの報道にも触れ、ホムスで亡くなったMarie Colvinの死にも触れている。

11.Rania Abouzeid著『No Turning Back』

市民活動家、自由シリア軍、ヌスラ戦線、「イスラム国」戦闘員などへのインタビューからシリア危機を紐解く。

12.Khaled Khalifa著『Death Is Hard Work』

シリア危機で生きる市民を描いた小説。

13.渡辺 丘著『パレスチナを生きる』

壁の向こう、デモに参加する人、家族を失った人、エルサレムで生きる人、西岸で生きる人、ユダヤ人との共生をめざす社会で生きる人、様々なパレスチナを生きる人の記録。

14.平 寿夫撮影『イエメンの肖像』

イエメンの写真集

15. イゼルディン・アブエライシュ著『それでも、私は憎まない あるガザの医師が払った平和への代償』

都度、更新予定

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?