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二月十二日の旧暦元旦にイベントをやります。

こんにちは。今日は立春です。

沖縄は天気もよくて、小春日和というよりは小夏日和?なかんじの気候です。

風が涼しくて、湿気も少なくて、とても気持ちいいです。

二月のイベントは、前衛舞踏×音楽×映像×写真と、それぞれの異なるジャンルの表現者が、ひとつのテ-マに向かって、同じ舞台で創作する舞台です。

私は写真で映像作品をつくり、沖縄民謡歌手の堀内加奈子さんとセッション・コラボします。メインゲストで工藤丈輝さんという世界的に活躍されている舞踏家の方の公演や、首里クェ-ナ-保存会の皆さまが謡って祈りをささげてくれます。素晴らしい一夜になると、確信しています。ぜひ、お気軽にいらしてください。(野外ですが、コロナ対策をしっかりやっていますので。) 

そして、ほんとうは、沖縄民謡歌手の大城美佐子さんが特別に出演していただくことになっていました。美佐子先生も、このイベントをとても楽しみにしてくださっていて、私も自分が手がけるイベントで、美佐子先生に出演していただけることが、うれしくて、がんばらねば~! と、思っているところ、先月の17日に、あまりにも突然に急逝されました。

 私は2000年に大城美佐子さんと沖縄で出会ってから、自らは「美佐子先生の追っかけファンカメラマン」と言っていました。唄三線は習わなかったけど、沖縄も離島も、沖永良部も、東京もParisも大分、山形。いろんなところに付いて行って、一緒に旅したなぁ。。もちろん、写真もたくさん撮らせてもらっていました。そして、昨年末に、最後に撮らせていただいた写真が、遺影になってしまった。

だれかが、あたしと先生の関係を説明するのに、「恵子ちゃんはね、美佐子先生を20年以上もずっと撮っている先生の仲良しさん。」と、言ってくれて、「あ、あたしは先生と仲良しさんだったのか・・。笑」と思いました。弟子でもないけど、ファンのわりにはあつかましいし、よくしかられていたし。笑 そしてお世話になりっぱなしだった。心から慕い、甘えさせていただいていたので。

知らせが入ってからは、実感のない驚きとショックながら、いろいろとバタバタとしていて、斎場にはどんどん仲間も集まってきていたので、寂しくないような、なんだかわからないうちに過ぎました。

少し落ち着いた今は、ロス・・・完全に、美佐子先生ロス・・・。ふと気が緩むと泣きたくなる。仕事したり、なんかをしてないと、寂しくてしょうがないので、めちゃくちゃ仕事してます。笑 ちょうどこのイベントの準備があるので、忙しいのでよかった。

でもね、沖縄に移住してよかった、と、つくづくと思う。空と海が綺麗、風をいつも感じる。美味しい島豆腐と南国フルーツが手軽に手に入る。くせのある人が多いけど、沖縄のひとおもしろいし。美佐子先生の最後に立ち会えたし、移住してよかった。

美佐子先生~ 恵子は沖縄に来て、すでにとても幸せです。たくさんの縁を繋いでいただいて、ありがとうございました。

イベントの創作にもいろんな想いを込めますね。見守ってね~!


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