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世界を旅するキッチン:エチオピア料理

東京オリパラは終わりましたが、世界の食の多様性を探究する、"世界を旅するキッチン"シリーズはまだまだ続きます。目指せ100カ国制覇。

娘が特にパラの大会で世界の人たちに興味を持って、英語を勉強しなきゃと言い出して、やはり子どもにはインパクトのある体験だったんですね。ということで今週は、アフリカに渡ってタンザニア料理🇹🇿に挑戦してみました。

タンザニアといえば、東にアフリカ最大のビクトリア湖、北に最高峰のキリマンジャロ、西に最深のタンガーカ湖がある、大自然と野生動物のイメージですね。国土の大半がサバンナ気候で、サファリ(動物観察)という言葉(スワヒリ語)の発祥の地でもあるそう。

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歴史的には200万年以上前にヒト属のホモ・ハピリスが存在していたそうで、紀元前10世紀ごろにはバンツー族が森林部に定住。アラブ・ペルシア人が渡来してスワヒリ文明を築いたそう。
その後ポルトガル、オマーン、ドイツ支配をへて第一次大戦後にイギリス植民地に。第二次大戦後の脱植民地化運動で1961年にタンガニーカ・ザンジバル連合共和国として独立後、1964年に現在のタンザニア連邦共和国に。

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国民の平均年齢が17-18歳!と非常に若い未来の国ですが、130以上の民族を抱え、歴史的な経緯からか料理もイギリスをはじめ、多様な文化的影響を受けています。そしてザンジバル(島)は独自の歴史を歩み、オマーン支配が長買ったためアラブの香りが強く、世界遺産にも登録された主都を持つアフリカ屈指のビーチリゾート地ですね。

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ということで今回は、カチュンバリ(タンザニア風サラダ)、ピラウ(お祝い事で出される、ピラフですね)、チプシ・マヤイ(フライドポテトの卵とじ)、漁師のスープにマンタジ(揚げパン)などを作ってみました。辛さもなくシンプルで素朴な味付けの調理が多いのですが、素材の旨味を活かした美味しさは好みかも。

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今日はアフリカテイストのテービルクロスに、カラフルな原色のお皿でコーディネートしてみました。ライオンとチーターに狙われるシマウマ😆

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