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世界を旅するキッチン:エジプト料理

真夏の豪雨が続きますね。日本各地が無事でありますように。
さて、こんな雨の日も世界を旅するキッチンは世界旅行を続けます。今回はアフリカ大陸に渡って、エジプト料理に挑戦してみました。

エジプト料理の系譜は紀元前3000年の古代エジプト文明に遡ることができて、当時からビールやパンが作られていたそう。
ギリシャ・ローマ、ペルシャやトルコ、そして地中海との交易で食文化も多様性が豊かで、七世紀以降イスラム化するとハラールでアルコールや豚肉が禁止されて大きな影響を受けたわけですが、現代では西欧化が進んで料理も洗練されていますね。肥沃なナイル川デルタで穀物や野菜・果物、ナイル川からの魚介も豊富に採れるそうで、タヒーナという、レモン汁とニンニク入りのゴマペーストが日本の醤油のような万能調味料でよく使われます。

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ちなみに日本人で初めてエジプトに訪れたのは、江戸末期1863年の遣欧使節団だそうですが、日本の民間鉄道の創始者渋沢栄一も、初めて鉄道に乗ったのがパリ万博訪欧の際、エジプトのスエズからアレクサンドリア間の鉄道路線だったそうな。ピラミッドを見たか定かではありませんが、さぞエキゾチックな体験だったでしょうね。

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さて今回は、クリオパトラも愛したモロヘイヤの女王スープ、エジプトの国民食・炭水化物の王様料理のコシャリ、キャベツのマハシー(詰め物・ロールキャベツ)、ターメイヤ(そら豆の揚げ団子)、エジプト風トマトサラダなどを作ってみました。

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コシャリは、米にショートパスタ(カッペリーニとマカロニ)、レンズ豆とヒヨコ豆類等を混ぜ合わせて炊き込み、トマトソースとフライドオニオンと合わせた、何ともジャンク感満載で病みつきになりそうです笑。

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娘が意外なことにモロヘイヤスープとターメイヤを気に入って完食(さすが女王スープ)、雨の中、自宅で楽しい週末の時間を過ごせました。スフィンクスもさりげなく写ってます😆

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