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2020年度「マーケティング論」振り返り

こんばんは。小谷恵子です。2020年度授業の振り返り、今回は明海大学「マーケティング論」。
経済学部では、前学期「マーケティング論I」後学期「マーケティング論II」を、外国語学部日本語学科・中国語学科では前学期に「マーケティング論」、外国語学部英米語学科では後学期に同じ「マーケティング論」を担当しました。

この授業は、マーケティングのベーシックな考え方を、抱負な企業の事例を交えて見ていくというものです。事前の課題で、授業のテーマに関して身の回りや興味のある企業に関することを調べて来た上で、講義に参加し、講義後には調べてきたことを踏まえて自分の考えた事をアウトプットしてもらう、という形式で毎回の授業を行いました。また、ケース・ディスカッションも織り込み、Zoomのブレイクアウトルームで、意見をぶつけ合うという機会も作りました。

マーケティングとは、ある意味、経営そのもので、市場調査をすることや売り方を考えることや顧客管理をすることは、その一部でしかありません。誰にどんな価値をどうやって届けのか、そのために何をしなければいけないのかをしっかり考えてもらう授業にしたつもりです。ワークマンがコロナ禍でなぜ好調なのかをレポートにしてもらいましたが、それも含め、マーケティングを考えることが楽しいと思ってもらえたら嬉しいです。(そういえば、ワークマンプラスは新浦安にもできたし、今月、スカイツリーのソラマチにワークマン女子ができるらしい!)

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(ワークマンプラス 南砂スナモ店)

授業内容は、自身のマーケティングやブランディングを考えることに応用もできますが、さらに就活に役立つ情報も少し取り入れていました。感想ではその点も喜ばれましたので、来年度もさらに織り込んでいきたいと思います。

残念なのは、外国語学部は全部で120名ほどが受講してくださったのに、経済学部の受講は20名弱…泣 実は、経済学部には、経済コースと経営コースがあるのですが、経営コースの学生しか受講できない仕組みになってしまっているためです。経済コースの皆さんも、履修の仕組みに負けずにマーケティング論を受講して欲しいです!この問題点は、2021年度の新入生からは解消されることになっています。

以下、授業最後のアンケートからほんの一部を抜粋。

・ライブ授業ではチャットを使用してコミュケーションを取りながら進めてくださっていたので、一度もお会いすることが出来ませんでしたが、他の授業の先生よりも距離が近く感じられてとても楽しい授業でした。

・講義内でケースディスカッションなどをし、交流の場を頂けて新たな人脈や考えが得られとても有意義な時間でした。

・コロナウイルスの影響で例年と違った授業体制で最初は正直困りました。どのような状態で授業を受けるか色々考えました。しかし、マーケティング論では生徒の発言を先生が促してくれたり、なんとか自分たちが前のめりに参加できるように工夫していただき、とても充実した授業になりました。

・インターンに参加していると企業の方が話していること、グループワークでやっているタスクなどの所々がこのマーケティング論の授業で学習したことと重なって非常に高揚しました。気分はさながら「あ、ここ進研ゼミで出た!」と同じような感覚でした。このことより更に授業に対し意欲的になりました。

他にもたくさんコメントをいただき、嬉しい限り。
外国語学部の受業は火曜1限の授業だったため、「冗談を言って面白くしてくれていたので、授業中寝てしまうこともなく参加できた。」なんていうコメントも笑。

ちゃんとついてきてくれた人は、力ついたと思う!(思いたい!)4月からは何人受講してくれるかな。

ではでは。

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