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8月最終日、ブルーピリオドを考える

8月の課題はなんとかクリアしましたので、最終日、研究者仲間に勧められたマンガを読みました。

ブルーピリオド
https://afternoon.kodansha.co.jp/c/blueperiod.html

YOASOBIの『群青』はこのマンガがテーマでしたね。10月からはTVアニメにもなるそう。

このマンガ、3つの面で、面白かったです。

1つは、研究者として。
絵を描くには技術や知識がなければならないこと、よく対象を視るということ、自分が表現したいものは何かを考えること、どうやったら表現できるかを考えること、絵を描くことが好きなのかどうかを自問すること…「絵を描く」を「研究」に読み換えられるんですよね。研究者の立場で、自分は八虎のように吸収できているだろうか、表現できているだろうか・・・身につまされます。

2つめは、教育者として。
佐伯先生の「好きなことをする努力家は最強なんです」、その通りですね。これは自分も、ですが、学生にも経験してもらいたいことです。
大葉先生も素晴らしくて、こんなピンポイントに的確な指導できるようになりたい。でも完璧じゃなくて、ちょっと悩むとこもあるのが人間っぽくて好きです。

3つめは、哲学科美学美術史出身として。
学部の時は、美学とか美術史の勉強していました。単に趣味でした。当時は思いっきりバブルの時で、大学とは別に夜間に語学学校に通っていました。何していても、そこそこの就職ができる時代でした。美術史を学んで人間ってすげーって思ってたんですけど、実際描いている人は努力家でも天才でも(当然ですけど)いろんな葛藤を抱えながら描いているんだなぁとこのマンガで改めて思いました。

時間できたら、美術館行きたいな。今ならKAWSか。
次は、ジャイアントキリングが積読状態なので、一息ついたら挑戦します。

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