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経営者が成長し続ける環境とは (Vol.1)

こんにちは。久しぶりのnoteとなってしまいました。 

先日、EO(Entrepreneurs' Organization)という起業家の世界的ネットワークの旗艦イベントがあり、ワシントンでカンファレンスに参加して来ましたので、その報告をしたいと思います。

まず第1弾目は、最初に「EO」という組織について少しご紹介をしたいと思います。

EO - Entrepreneurs' Organization(起業家機構)は、1987年に設立された年商$1MILLION(1億円)を越える企業の起業家の世界的ネットワークで、現在61か国198チャプター、14,413名のメンバーによって構成されています。1995年10月 に、グロービス堀社長を中心とした日本の起業家が集まり、アジア初となるEO JAPANが設立されました。

現在、私が所属しているチャプターの1つである「EO Tokyo Central 」は371人の起業家が在籍していて、日本全国では791人の起業家が参加しています。日本は現在、世界でNo.1の会員数であり、メンバーの継続率も高く、創業者のみで構成している団体としては、世界でも稀有な存在となっています。 
【EO Tokyo Central ホームページ】

EOのカンファレンスの合間に訪れたホワイトハウス

EOに入会する前、私は会社の成長に行き詰まりを感じ、「会社を今以上に成長させる為には、私自身が更に成長して人間としての器を広げないと無理ではないか」と思い始めていました。創業する前に2年間ビジネススクールにも通い、「事業計画書いて資金調達をする方法」「エクイティファイナンスを理解して資本政策を作る」などの知識的な事は既に学んでいましたし、それは自分でもある程度はできるようになっていました。しかし、知識やスキルだけではないものが、会社の成長には必要だと感じようになっていました。

6年間会社を経営していると知識的な事だけではなく、経営とはもっとドロドロと人間臭くて、生身の人間と人間の営みである事もわかってきています。ただ、世の中には知識を学べる場は多々ありますが、生身の人間的な経営を教えてくれる所はなかなかありませんでした。

そんな時に知人の女性経営者から紹介されたのが、「EO」でした。EOは、経営者が経営者から学ぶ互助会です。私も実際に入会してみて、何百億も売上があるような企業の経営者が、自分より遥かに努力を重ね、真摯に人間的な成長を求める姿に感銘を受けました。

「経営者会」というと多くのスタッフがいて細かい事は全部手配してくれるような組織をイメージするかもしれませんが、EOは互助会なので、基本的には社長達が自ら会議の場所や仕切りをやります。他の会社の社長の組織運営を見る事はなかなかありませんので、そういった組織運営の手腕も非常に勉強になる事が多いのです。

EOはアメリカで研究開発された成長のフォーマットを使っていますが、やはり、経営者は先を走っている先輩経営者から学ぶしかない、と思っています。私は常にココエの社員にも、会社と一緒に成長して欲しいと伝えています。社員に言うからには、まずは社長自らが一番の成長を成し遂げていく必要がります。こんな未熟な経営者ではありますが、今年はなんとEOTokyo Centralの理事まで任命していただきました。成長にコミットしたからにはしっかりとやり遂げ、会社と自分を成長させたいと思っています。

では、ワシントンでのEOの旗艦イベントについては、また次回書いて行きたいと思います!!

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