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障害がある兄ときょうだいの話 〜はじめてのおつかい編 その3〜

おつかいにだそうと決めたら迷わないと自分にいいきかせて

ふたりを前にゆっくり話す

《よっしーが具合わるいからふたりでパンを買ってきてくれない?
いつものぱんやさんでおばちゃんが待っててくれるから》

《わかったよ!》と、いとも簡単におつかいに行くことに。私の心配を他所に手を繋いで行ってしまった💦

が、すぐに 《ただいまー》

早すぎて笑いコラエル

《兄ちゃんと一緒は嫌かな?》

《ううん、兄ちゃんと一緒やけん帰ってきたんじゃないよ。兄ちゃんは手を繋いで離さないから大丈夫👌》

《そっか、じゃちょっとドキドキしちゃったんだね?》

いつもなかなか一歩が踏み出せないゆうの背中を押してあげたい私は

《はるが何かできないときはゆうが助けてくれるよね?ドキドキしたら、兄ちゃんの手をぎゅって握ってごらん。はるが勇気100倍にしてくれるよ》

障害はあっても、困ってる人に敏感で2人一緒ならえいやっ!て動くはるの力を信じてる。

《はる、ゆうがドキドキしてるから、手をぎゅっとつないではるの元気わけてあげてね。》

そういうと、2人は今度は元気に出発して行った





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