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社内報をはじめた"在籍6年目"社員が、改めて得た大切な気づき

この記事はマネーフォワードアドベントカレンダー2019🎄の7日目の記事です。色んな職種のメンバーでお届けしています!

こんにちは、マネーフォワードでコーポレートブランディングを担当している金井です。

4月からマネーフォワードの社内報を書いていて、組織だけではなく個人としても色々とプラスになることがありました。どんなイイコトがあったのかを書いてみようと思います。

1.知らなかった人たちと出会えた

私は"社長室"という部署に所属しています。普段は人事や広報とのプロジェクトが多く、新しいメンバーと知り合う機会はそこまで多くありません。

でも、社内報で色んな部署の方に取材をするようになり、新卒メンバーの紹介記事を書いて飲み会に呼んでもらえたり、拠点メンバーから相談を受けたり、各部署の特派員的なみんなと交流が生まれたり、今までのプロジェクトでは関われなかったメンバーたちとの接点が出来ました。色んな人と知り合うことで興味が生まれ、そこから次の記事のヒントを得たりしています。

他部署の編集チームに、記事タイトルなどを気軽に相談出来るのもすごくいい環境だと思っているし(この記事のタイトルも考えてもらったよ)、記事を事前にチェックしてくれる労務メンバーの優しさを知り、勤怠の出し忘れが減るという副次的効果もありました(笑)

(いつも相談に乗ってくれるクラウドクエスト編集部)

2.会社の好きなところを見つめ直せた

社内報のインタビューは、必然的にみんなの"会社やチームやプロダクトに対する想い"を聞くことになります。毎回これが素敵なのですが、特に「マネフォが好き」という言葉を聞くと、めちゃくちゃテンションが上がります。

私は在籍6年でマネフォでは古株になりますが、長く過ごしているうちに当たり前に感じてしまう「会社の魅力」を、みんなの話を通して再認識できています。こういうのがマネフォのいいところだよね!というのを、あらためて感じることが出来て、ひっそりとモチベーションを高められています。

(素敵な仲間がたくさんいるよ)

3.何をデザインしているのか、悩まなくなった

社内報を書き始めた頃に、UXデザイナーの佐々木さんをランチに呼び出し「デザイナーを名乗ることがしっくりこない」と相談しました。最近はプロダクトも作っていないし、デザインツールを使ったアウトプットもしていない。組織や文化のデザインだと言えばそんな気もするけど、デザインってなんなんだろう。私、何をデザインしてるんだろう。そんな悩みです。

ちなみに佐々木さんは何事にも動じない、不思議な空気をまとっている方です。佐々木さんはいつものように飄々と「何をデザインするかって、決めないといけないんですか?」と言います。そうそうそういう話がしたかった(笑)

そこで「僕は登壇すると頭の中が整理されます。一度登壇資料を作ってみたらいいのでは?」という大きなヒントをもらいます。なるほど!自分が何をしているか、ストーリーで語ろうとすると自ずと整理されるということですね。

そうだとしたら、ミッション策定もオフィスデザインも社内報も同じことかもしれない。曖昧で明文化されていないけれど"大事なこと"を、伝わる形にしたいと思っているから、ストーリー化するのかもしれない。佐々木さんはまた飄々とこう言います。「そうです、全てはストーリーです。

このヒントのおかげで、色々な事象をよりストーリーとして捉えるようになった気がします。過去の仕事も含めて自分の中に一本の軸が通り、デザインする対象に悩まなくなりました。デザイナーにとっては、デザインとストーリーをシンクロさせられた新鮮な気付きでした!

(佐々木さんです)

4.仕事の幅が広がった

これまでデザイナーとして様々な形でのアウトプットを行ってきましたが、そこに「文章」や「記事」でのアウトプットが加わったことで、今までとは少し違うプロジェクトに声がかかるようになりました。

一番顕著な例は、グループ会社クラビスの採用広報を担当するようになったこと。候補者に魅力を伝えるためには、クラビス全体のストーリーを知る必要があります。経営者と対話して、今まで語られていなかった歴史や出来事、その背景を紐解いていく。その記事を採用候補者だけではなく、社員のみんなが読んでクラビスの想いや魅力を理解する。そこからクラビスの文化が作られていく。社内報をきっかけに、こういう取り組みが出来るのはとても面白いし、素敵な関わり方が出来ているなぁと思います。

(クラビスのストーリーも素敵なので読んでほしい!)

5.発信の苦手意識がなくなった

これまで発信するのが心底苦手だったけれど、社内報を書いてみて「会社のこと・仲間のこと」ならサクサク書けることに気づきました。4月から社内報・クラビス・noteの記事をあわせて、自分でとにかく60記事ほど書いてみたら、文章を書くことのハードルが低くなった気がします。(アウトプット大事)

今まで行ってきたMVV策定オフィスデザインなども意義あるプロジェクトですが、社内報や採用記事はよりリアルに身近にみんなに貢献できている感触があり、それが発信する勇気をくれているのかなーなんて思ったりしています。一番苦手な「自分の思考の発信」にも取り組もうと思って、今回のアドベントカレンダーにも参加してみました!

さいごに

社内報を書くことで、組織の変化だけじゃなく、個人の成長も感じることが出来たよーという話でした。社内報って本当に素敵なツールですね(笑)

明日はコーポレートインフラチームの下村さんの記事です。お楽しみに!
コーポレートインフラだけのアドベントカレンダーもやっているので、こちらもぜひ読んでみてください。

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