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陽遁・隠遁 ②

前回の続き(なんで気学にちょっとハマった勢いで寒い中を日盤ベースの吉方位に向かって自転車で毎日巡ろうと思ったのか、理由その2)である。

2つ目の理由は少しナーバスな内容になる、と予告した。・・・という程の事でもないが、それは、脳疾患「双極症 II型」の症状緩和のための”自分なり”の工夫、に他ならない。

● 症状の解説
  https://kokoro-share.jp/bp/diagnosis/ 
● かつて「双極性障害」と呼ばれたが「双極症」という呼称に変更
 https://sakura212.com/bipolar-disorder-100/8616/
● 性格、心の病、障害ではなく、脳の疾患であると徐々に解明
 https://www.smilenavigator.jp/soukyoku/about/science/ 

そして、1つ目の理由で触れた「気学への腹落ち」とも関連するが、「土用&立春・立夏・立秋・立冬」、「冬至・春分・夏至・秋分」、そしてタイトルにもした、「陽遁・隠遁」の流れに自身の疾患の状況が同期しているなあ、と自分自身の中では解釈出来た。ゆえに、それを「心理教育」「認知行動」「生活リズム安定」の工夫のひとつとして、定型行動パターンとして取り入れようと考えたというところである。

この行動を起こした2021年01月の、丁度1年前ぐらい前、2019年の09月ぐらい~年末年始にかけて、重度のストレス症状というか、つまるところ「うつ」のような状態になった。それまでの人生でももちろん気持ちの浮き沈みはあったが、確かにその時に大きな仕事のプレッシャーもあったにしても沈み込み方が激しく「生きていたくない」ぐらいの状況までの「うつエピソード」状態になった。何とか休業にまでは至らず産業医面談経由で人生初、メンタル・クリニックの世話になった。

まず近所クリニックに通ったのだがどの処方も合わず、2019年末~2020年始の休みの間、とにかくうまく睡眠を取ることが出来ない絶望感に耐え切れずに、滅茶苦茶苦しい中でいろいろ調べ、何が自分の中で起こっているのかを確かめたい/可能な限り薬だけに依存しない手段を求めたいと考えて「光トポグラフィー検査/磁気刺激治療(TMS)」にたどり着いた。

https://utu-yobo.com/

藁にもすがる思いで近くの受診できるところを予約し、補助的な判断材料とされる「光トポグラフィー検査」と問診を受けた。

その結果、近所のメンタルクリニックで治療を受けた「うつ病」診断ではなく、思いもよらぬ「双極症 II型」診断が出た。検査の血流パターンが典型的であった事が問診結果を補完し、私が当初全く認知していない病気と診断されるに至ったのである。当時「双極症 II型」に対しては、TMSが有効かどうかまだ多くの検証がされていない状況だったが引き続きTMS治療にチャレンジし、幸い良い効果を得た。それと同期するように仕事も自身のモチベーションの高まる方に好転し、ひとまず思い切り沈んだうつ状態は春に向かうにつれて一定の回復に至ったのだが、それと入れ替わるように世間がコロナ禍に突入していったのだった。

2020年の様々な経過、そして気学も利用して”脳疾患「双極症 II型」の症状緩和”をしようと考えるに至った経緯は次回以降に。

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