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不安をエネルギーに変えて行動する

今、このようなご時世で多くの方が不安を抱えているのではないでしょうか?

私はもともととても心配性であれこれ先のことを案じてしまいます。

私が大学生の時、弟が亡くなってしまったことが大きく影響していて、自分の大切な人が突然いなくなってしまう恐怖感をずっと持っていました。

これが最後かもしれない

人と別れる時にそんなことを想像してしまうのです。

子どもたちが生まれてからは、とにかく心配で、交通事故に遭わないかとか、(不登校などもしたので)自ら命を絶ってしまったらどうしようなどなど、あらぬ心配を数多くしてきました。

そんな時に、ポジティブ思考を投げかけられても、抵抗する気持ちしか生まれません。

そもそもポジティブと自分のことを言っている人はネガティブなのではと思ってしまいます。
なぜならば、元々ポジティブ思考の人は、自分がポジティブだということに気づかないのでは?それが当たり前のことだからです。

さらに落ち込んでいる時に、無理矢理気持ちを上げようとすると、それこそ負荷というか抵抗が大きく、かえって自分を追い込んでしまうのではないかとさえ思います。

また不安に想っていることを「そんなことは起きないよ」と言われても、その保証は一つもありません。

そして、そんなことばかり考えるてると良くないことが起こると言う人もいますね。

でもそういう意見は頭では納得しても、心は受けとめてはくれないという場合が多いです。

しかし、それこその不安や心配の中にどっぷり浸かっていたのでは、病気になってしまいますよね。

そこで私はその心配な想いを、エネルギーに変えて行動するようにしています。

どういうことかと言うと
嫌なことを想像してしまう(不安)と想像したことが起こらならないような対策を立てて、動くのです。

リスク回避つまり「問題回避志向」です。

心配だから、そうならないようにという大きなパワーがあります。

この対になるのが「目標達成志向」です。
目標達成志向の方がポジティブで、問題回避志向の方がネガティブな感じがしますが、どちらがいいとか悪いというものではなく、どちらの方がモチベーションが上がるのかという問題です。

人によってタイプ分けするものではなく、ひとりの人でも状況や場面によって変わります。

私も仕事においては「こんな支店を作りたい」とか「業績目標を達成したい」ということにこだわりがあり目標達成志向です。

しかし、私の中では
起きて欲しくないことへの回避はものすごく強いエネルギーを持ちます。

対策を立て、その対策を実行して、「あーそうならなくて良かった」と安堵し、そしてそこにしあわせを感じます。

しあわせの閾値が低いんですね。

問題が起こらなかったことに「有り難い」と感じます。

不安や心配は細かく砕いていくと、対策が立てられます。
大きすぎると漠然としていて、より不安は増します。
不安の正体を探るのです。

不安の中に立ち止まらないで、その湧いてくる感情をエネルギーにぜひ変えて行動を起こしてみてください(^^)/

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