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トレジャーガーデンナーサリースクール (宝の園のこども園)

はじめに

久しぶりの投稿になります。今日から、少しづつ、私が主宰しているシュタイナーこども園、トレジャー・ガーデン・ナーサリースクールについて書いていきます。どのくらいの長さになるかは、わかりません。投稿を続けられるかもわかりません。今、夏休み中で、時間と体力に余裕があるので、こういうことを始めてみようと思っていますが、いざ、新学年が始まると教師、経営者、給食担当、お掃除担当、メンテナンス担当の私は、とても忙しくなるからです。まあ、案ずるより生むが易し、、ということで始めてみます。

園の名前

トレジャーという言葉は、「宝物」という意味です。こども園を始める時に「どんな名前がいいかなあ」と考えました。園の庭の植物も、虫たちも、おもちゃも、子供たちも、先生たちもすべて宝物。唯一稀有の物。そういう意味で、トレジャーガーデンと名付けました。ガーデンは、「庭」ですね。幼稚園は、キンダーガーデンと、英語で言います。子供たちの庭という意味ですね。そして、「庭」は、家族や親しい人たちが憩うところ、植物を育てたり、鳥や昆虫がやってきて小宇宙を作り出してくれる場所、そして家族、親族でお餅をついたり、お月見をしたり「神事を行うところ」でもありました。子供たちがすくすくと安心して育つことのできる、遊び場、サンクチュアリーという意味でもあります。
アメリカの2歳半から5歳半くらいの未就学児が通うこの種類の学校は、一般的にプリスクールと呼ばれます。アメリカの義務教育は、一般にK-12と呼ばれ、一年間の(日本の年長さん)幼稚園と12年間(区切り方は州や地域によって異なる)の学校教育を足して、13年間が義務教育になります。その前の、任意の教育(義務教育ではない)という意味でアメリカではプリスクールと呼ばれることが多いですが、イギリスではナーサリースクールと呼ばれ、保育園や幼稚園と同じ意味で使われます。「ナーサリー」には、育児をする場所、子供の部屋という意味もあり、私は「ナーサリースクール」という名前を選びました。
ところが、ナーサリーには「園芸店」という意味もあります。時々、「カーネーション置いてますか?」とか「くちなしの花の鉢植え買えますか?」とか、電話が来ます。「宝のその園芸店」と早とちりして電話をしてくる人たちもいるのです。スクールって最後に書いてあるのに。
庭いじりが大好きなので、カーネーションもくちなしの花もありますが、お売りしていません(笑