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旅の記録:ロンドン


長ーい初日


自宅から2時間かけてサンフランシスコ空港へ、そしてイギリス ヒースロー空港に入国。普通に地下鉄に乗ってダウンタウンに移動。ヨーロッパの大都市は地下鉄利用が便利に感じる。それにしても、車内が狭い。チューブと呼ばれるだけあって、膝と膝を突き合わせるぐらいの円筒形に詰め込まれて移動する感覚。こういうカプセルの機械あったよね、、未来映画で。機内持ち込みサイズの小さいスーツケースしかないので、それほど場所は取らないが、通勤ラッシュの人混みの中で大型スーツケース持ちの人は迷惑そうにみられている。

ロンドンの煉瓦造りの3階建てに、煙突がいくつもついていて、メリーポピンズの煙突掃除夫が屋根の上で踊る場面を思い出す。

今回は、サウス・ケンジントンに宿を取った。チェックインの午後3時まで待つために、カフェで朝ごはん。太陽をたくさん浴びて身体を現地時間に慣らすために近くのケンジントンパークまでお散歩。どのタウンハウスも映画『ノッティング・ヒル』の親友の家で主人公の妹の誕生日パーティーをしたシーンに出てきた家に見える。イギリスに来たな〜と感じるのは、赤くて丸い郵便ポストと赤い二階建てのバスを見かける時。日本の丸型赤いポストは、イギリスからのデザイン。明治維新後、色々な政治的影響をイギリスとドイツから影響を受けた日本。懐かしい形。

朝カフェしながら、日向ぼっこ

公園があるので、歩いて行った先が、ケンジントンパーク。ケンジントン宮殿内を見学。売店から入って、庭を見ながら午後の紅茶を楽しむ観光客もいる。
ここは、マーガレット王女の、そして1981年からチャールズ王子とダイアナ妃の居城であった。子育て中のダイアナ王妃と王子たちの写真も飾られている。2011年からは、ウィリアム王子とキャサリン妃、ジョージ王子とシャーロット王女も、こちらに住まわれている。

夜は、夫の旧友とメイフェアにある会員制 ”The Art Club”でお食事。1863年に始まったこのクラブは芸術を愛する人たちが集う場所で、チャールズディケンズ、キプリング、モネ、ロダン、ジェームスウィスラーなどの社交場だった。のちに、ジェームスウィスラーは、チェルシーアートクラブを作り脱会。
ドレスコードは?と事前に聞いておいてよかった。「ジーンズは、OKだけれどスニーカーは不可。革靴でね」といわれ、本当に夫はジーンズで。ロイヤルアスコット競馬に行くので、革靴は持ってきていた。(よかった)入口で、流行りの穴あきジーンズをはいている人は、入場拒否されていた。自宅を出てから、かれこれ何十時間連続で起きているんだろうか、、できたら、パジャマで出かけたいくらい疲れていたが、思い出話に花が咲き笑っている間に深夜になっていた。


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