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世界のタニンゴトをジブンゴトに



先日、知人らが展開している「ジブンゴト大学」というオンラインの学びの第3期の第1回に参加しました。(2021年当時のことです)
「世界のタニンゴトをジブンゴトに」がコンセプト。オンラインで世界各国とつながり参加する仲間とともに、世界の問題課題を共有していくという取り組みです。


過去の2期、投げ銭スタイルで運営してきたものを、持続可能なものにすべくクラウドファンディングに挑戦し、見事成功してのリ・スタート。私もこのタイミングで改めて活動を知って参加しました。

※クラウドファンディングサイト


当日のゲストは、デンマークのロラン島で未来に向けたさまざまなサスティナブルな活動をされているニールセン・朋子さん。「幸せの国デンマークより、大切にしたい”未来”を考える」というテーマで、そこに生活者として感じる暮らしの様子とともに、俯瞰した視点で話を展開されました。

興味深かったのはコロナ禍において、政府の対応への満足度が95%というデータ。その背景には、「信頼」と「共同体意識」があるということ。また、幸福度が高いのはなぜかという調査結果。さらに17.5歳以上なら誰でも参加できるという人生の学校とも言える全寮制の”フォルケホイスコーレ”の存在。

自分を知り、自分の強みを社会で活かす術を学ぶ
人生で立ち止まり、自分と社会をよりよく知る


こんな目的を置いた「学ぶ」「アップデートする」機会が、社会のシステムに組み込まれているのに驚く一方で、羨ましささえ感じました。



「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんに叱られますが、時にボーっとしたり、人生についてグルグル思考を巡らす時間は大事ですね。
自分の原点を確認する、社会を知る。それらを意味づけしながら自分と社会の接点を再確認する。こんなふうに新たなつなぎ目を生み出していくことは、とても重要だと思います。
講師の朋子さんは、現在ロラン島に初の食をテーマとしたインターナショナル・フォルケホイスコーレを2022年開校準備中とのこと。

もう少しこのフォルケホイスコーレについて学びたいと思いながらも、次回の早川千晶さんによる「私はなぜ、ケニアのキベラスラムで孤児救済をしているのか」が気になり始めています。

ジブンゴト大学

注意)現在は更新が止まっているようです


*本内容は2021/10/13に配信のメールマガジンを再編集して掲載しています。最新のメルマガはこちらよりご登録いただけます。毎週水曜日7時の最新配信もご購読いただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。


ユニキャリア
岡田慶子(オカダケイコ)

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