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転職者とのマッチング効果を高めるために必要なこと

以下の記事を読んで思ったことを忘れないようにnoteに書いておこうと思ったら…いつから?日経新聞のwebサイトの記事横にnoteのリンクアイコンがあったって…知ってました?

左から、保存以外のSNSの並びでnote、Twitter、Facebook!
自分も時々こうやって使いながら気づいていなかったものだから、noteが存在感高めていることを知ってなんだか、おぉ!って感じで冒頭に書きたくなりました。

さて、本題。

企業の人事部向けに転職希望者の信用調査を支援するサービス開始。

転職者の元上司や取引先などにメールで働きぶりを聞き、採否の参考にできる。ウェブ上で完結するため、従来の電話で問い合わせる方法に比べ手間を省ける。多面的な情報から人物を評価し、人材のミスマッチを防ぎたい企業の需要を取り込む。


従来は電話で対応していたが…って、今でも電話が残っていたことに驚くし、やらないよりやった方がいいとは思うけど、この精度ってどうなんだろうなぁと思うんですよね。

人材確保にかかるコストが相当でも、いい人がジョインしてくれて定着すれば投資。ミスマッチで定着しなくて流れてしまえば損金。同じお金を使うなら投資にしたいのは、どこも同じ。
自社人事で見抜けないところを、前の職場評価を参考にする…ってことで、なんとかマッチング勝率を上げようということでしょうけど、環境で人の能力って発揮できたりできなかったりもあると思ってる自分からすると、どの程度わかるのかなぁと。
もちろん第三者評価は大事、必要だと思う、とても。難しいですね。

って、ここで昔あったことを白状しちゃうけど。

以前在籍した企業で、形式的に私が直接関係する部署の部門長を兼任していた人、Aさんとする。
Aさんとは、1年くらい一緒に仕事をしたかな。結構きつく当たられ、後から考えると、ちょっと精神的に追い込まれた感が残った相手。

いつの間にか退職していて、存在も忘れていた2年後くらいに、こういう転職支援会社から部署に電話がかかってきて、その人を知らないメンバーが電話をとって私に取り次ごうとしたけど、いいこと言ってあげられる気になれなくて「Aさんを知る人が今はいませんと言って」と出なかった。

仕事ができるハイスペックスキルはあるけど、コミュニケーションにイマイチ難があるとか、行動傾向について思うところを晒すなんて、正直できないし。新しい扉を開けて転職していこうとするAさんに、応援こそすれ今さらネガティブなことをいう気にはなれなかったから。
それに正直にネガティブ含むことを言ったところで、誰の得になるというのか、と今でもその判断に後悔はない。

じゃ、どうしたらいいか。企業のサービスに疑問を投げかけて終わるのも何なので、ちょっと考えてみた。

転職時に思い起こしてする評価ではなくて、その当時にどんな人からどんなことに対してどんな評価を得ていたのか、在籍時の評価をのちに加筆修正することなく、きちんとどこかのサーバー(サービス)で管理して見られるようになっていたらどうだろう。学校の在籍時評価みたいなもので、企業の事業内容や仕事の範囲、レベルなども考慮しつつ評価を見られるのではないか。

もう一つは、その企業のことをよく知る状態になっている外部の人に面接に入ってもらい、当人のスキルや人柄、行動傾向と共に、その会社の風土や上司の人柄等とのマッチングを見てもらうというのはどうだろうか。

いや、やってるよ、という声も聞こえそうだけど
これ、10年くらい前に転職支援会社に提案したら、そんなことしてたら数字が挙げられないからあり得ない、と言われてボツになった企画。

どうですかね?やっぱりダメかな???などと考えて読んだ。

#日経COMEMO #NIKKEI

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