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未来型プロフィール

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自分自身を簡潔に伝えきり、読み手を動かすプロフィールについて書いてます。
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どうする?プロフィールに書きたいことが多すぎるとき、少なすぎるとき

プロフィールに「何を書いたらいいかわからない」「書きたいことが多すぎる」という悩みは、私のワークショップに参加される方によくあるものです。なぜ書けない、まとまらない状態に陥いるのでしょう。 何を書いたらいいかわからないのは、これまでのプロフィールをどう改変したらいいのか考え込んでしまうケース。そして、描きたいことが多すぎるのは、つらつらと経歴を過去から書き始めエピソードが冗長になってしまうケースです。 未来型プロフィールでは、それらの問題を3つのステップで解決します。コツ

失敗プロフィール、成功プロフィール、その理由

前回、プロフィールは出会いたい人へのラブレターということで、4つのポイントを書きました。 ①彼を知り己を知れば百戦殆からず ②相手を動かすフックを意識する ③人間としてのチャーミングさを盛り込む ④これからのおつきあいにはこれからのことを書こう 今回は、実際のプロフィールづくりで大事なことを書いていきます。ここでは、わかりやすいように失敗と成功ポイントをご紹介します。失敗は、プロフィールを書き始めた方々が陥りがちな部分でもあります。それでは見ていきましょう。 失敗1:な

プロフィールは出会いたい人へのラブレター

ラブレターを書いたことは、ありますか? 好きでたまらなくて、近づきたくて。 自分を知ってもらいたくて、できればお話したくて、会いたい…。 プロフィールは同様のものだと思っています。彼氏(彼女)募集っていう張り紙などとは違い、その相手を思い浮かべながら、自分のことを伝え、気持ちの交感を願うもの。構成としてはこんな感じでしょうか。 あなたのこんなところが好きな私はこんな人間です。 よかったら会ってください。お話したいです。 こんなお付き合いをしたいです。 面識のある人であ

これからのためにまずはプロフィールのアップデートをしよう

「自分に合う仕事が見つからない」「仕事で出会いたい人に出会えない」 もし今そう感じているとしたら、それは自分の在りようや引き寄せたい未来がありながらも、他の誰かにも見えるカタチとして、この世に出ていないのではないでしょうか。心当たりのある方、さっそくプロフィールの見直しに取り掛かりましょう。 なぜって? プロフィールは、出会う人との接点をコントロールする上で、とても重要だからです。それなのに、プロフィールがまるで自分の「歴史」のように過去に重きを置いて表現されているものが多

あなたにとってのプロフィールとは

プロフィールって、何のためにあると思いますか? いやらしい質問ですね、書いておきながら。 私の周囲にも聞いてみました。すると、 「就職や仕事、婚活で自分を選んでもらうために自分を紹介するもの、それ以上でも以下でもない」との返答でした。 プロフィールのどこに自分はいる?ここでは便宜的にプロフィールを履歴書、職務経歴書含んだものとして捉えてみます。では、改めて、質問しますね。 あなたにとってプロフィールって何のためにありますか?それはどんなものですか? あなたのプロフィー

私と未来型プロフィール

写真では伝わらないその人が、動画だと写真よりは理解できる。これって、情報量の違いだと思うんです。話をしなくても、正面写真ではわからない横顔のつくり、髪の質感や立ち姿勢が、その人を表現します。 一方、話をした場合。一緒に仕事をしている人と、たまたま食事しながら家族の話や趣味の話をすると、「まさかの」「意外な」一面に親近感を覚えたりすることはありませんか? なにが言いたいかというと、目の前にいる「この人」は、見えている部分だけでなく存在しているということです。 わたしは見た

語るべきキャリアを何一つ持っていない人の転職ー私の場合②完

学歴もない、資格もない、実績もない私が、既定のフォーマットに記載したキレイに並んだ文字列から、自分の何を知ってもらえるのかと疑心暗鬼で書いた履歴書と職務経歴書。「これを私がやりました!」と書き並べることができず、当時はとても苦しかった。 これは前回、私が数多くの転職をとおして得た過去の経験、スキルは、社会的に全く評価されないものだった、ということを書いたつづきです。 前職でマネジメントに従事していた私は、事業成果という意味では数億円の売上があり、利益率も申し分ない事業に携

語るべきキャリアを何一つ持っていない人の転職ー私の場合①

もうこの職場でやれること、やりたいこと、すべきこともなくなってきたから、そろそろ転職しようかな。 会社側からやってきた「そろそろ」幾度もの転職のきっかけは、私自身の心の中でこんな思いが充満することで、20代の頃は思ったが吉日とばかりに、辞表を書き始めていました。しかし、さすがに40代では動きが鈍くなっていたのか、「そろそろ」なんてモードで考えてたところ、なんと自分の意思でなく会社側から「そろそろ」と促されての退職…当時は退任ということになりました。 これ、結構ショックでし

プロフィールを書くのが辛かった

私はフリーランスを含めた転職が10回以上です。それを以前のnoteで、「転職のプロ」と僭越ながらいいましたが、大変なことはあります。 数年前も、人材紹介会社に登録するために履歴書、職務経歴書を書いたことがあるのですが、本当に大変でした。 まず、履歴書1.行数が足らない  新卒の時、そして転職経験が片手の数の頃には、卒業した小学校から書いたような記憶がありますが、そんなことをしたらスペースは転職5回ぐらいで詰まってしまいます。 入学したから卒業するわけでしょうと思いながら

ユニークの逆は「普通」、それはもったいないと思うわけ

私は今、幾度目かの個人事業主で仕事をしています。屋号は【ユニキャリア】といいます。 自分でつくった造語で、“人が皆、ユニークなキャリアで生きる社会にちょっとでもしたい”という願いを込めています。 そうです、ユニークなキャリア→ユニキャリアです。 なぜ、この名まえを思いついたかと言うと…「普通」に生きようとしている、または「普通」にしているのがもったいない人がたくさんいるのを、とても残念に感じていたから。いや、その前に自分が「普通」であろうとして苦しかった記憶があるからかも

転職のプロが、今、ひとのキャリアに関わるわけ

はじめまして。 新しく【未来型プロフィール】というマガジンを始めるにあたって、何回か自分のことを書いてみようと思います。 と言ってもプロフィールをペタッと貼っただけでは、「で?」だと思うので、エピソードを絡めてお伝えしていきます。 転職のプロって?実は、10社以上の転職経験があります。そしてそれらは大半が、異業界異業種異職種。一昔前、一つの業界でポストや報酬がアップしていく転職を「ステップアップ転職」だなんて言っていましたが、それに比べて私の場合は、そんなスッキリ説明が