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兄の急遽から1ヵ月、ココロの変化‼

日本帰省の6週間のラストは、
DAVIDの兄が急に亡くなったと
言う突然の知らせを受けてから、
まるで現実とは思えないままで
DAVIDと過ごした1か月…。

時差ボケを自宅で取りつつ、兄の
死去にはココロが全く現実認識に
追いつかず、幻みたいな数日を
過ごした中で、DAVIDと一緒に
セドナに行くのを突然、閃いた。

セドナの赤岩

アリゾナに引っ越して2年ちょいで、
これが6回目のセドナ訪問。

セドナの自然がただ、沸き起こる
感情をただ受け入れ、喪失の深い
哀しみもやりきれない思いを感じ
切って、あふれる涙もただ認めて
過ごしていった。

セドナの大自然は恐竜達が、地球に
住む頃からの歴史があり、ありと
あらゆる生命の流れをずっと静かに
見てきたはず…。

セドナの景色と雲

雲が流れ、青空が曇天に変わり、雪や
雨、太陽の動きをただ感じていたら
私たちの感情や気持ち、ココロの動き
もまるで、空の様子と同じに感じた。

兄の急死で、どうしようもない気持ち・
どうにもならない悲しさ・勝手に溢れる
涙・もどかしい思いもひっくるめて、
起こる感情の波をただ自己観察した。

「大丈夫‼」とメンタルのショックを
ゴマ化さないで、どんなココロの動きも
「そのままでイイ!」とただそのままの
自分を丸ごと受け入れ、セドナで自己
受容する大切さをタップリ感じた。

セドナのトレイルからの絶景

3日滞在予定を2日伸ばし、まだココロの
回復には不足を感じてさらに2日伸ばし、
結局7泊セドナに滞在した。

DAVIDも私もちゃんと、兄の急遽に
現実感がなかった感覚が、やっと脳と
ココロでブレンドされて、変えられ
ない死の現実を受け入れられた。

感情の津波は時に激しく起こったり、
たまにスッと引いたり、まだまだ
気持ちの揺れはあるけれど、どんな
自分の気持ちにも蓋をせずにそのまま
感じ切ると、イイ意味で「諦念」に
至れるのだと実感した。

雨の前の曇り空

自分に変えられないコトを、いくら
あれこれ嘆いても、時間が無駄にただ
流れていくだけ…。

辛い悲しみにちゃんと向き合い、仕方の
ない死の現実をココロが受け入れたら、
後はもう日々の幸せに感謝や喜びが
たくさん溢れてるコトに氣がついた。

最初は死の恐怖や悪夢で、たまに激しく
うなされてたDAVIDも、今はグゥグゥ夜
しっかり寝れる様になっている。

赤岩に近づく

以前はDAVIDの大きなイビキで、夜中に
起こされた時には、ムッとイライラを
感じてた私だが、今はグゥグゥ眠る
DAVIDの呼吸を感じられ、「生きてる
だけでありがとう‼」と彼の命の存在に
感謝できるようになった。

結婚して12年目の私達、いつか私達の
パートナーシップにもどちらかの死が
訪れてしまうのは避けられない現実。

肉体が死んでも、私達のSPIRITは永遠の
存在だと何となく感じる私には、死は
恐怖・心配の対象じゃない。

この肉体は借り物で、いつか死ぬ時に
お返しするレンタル。

セドナの赤岩

私達の魂はこの肉体を通して、様々な
経験をこの命で、この地球で目いっぱい
楽しみたくて生まれてきた。

どんな体験も経験も、起こるコトをどう
脳が捉え、認識し、どのように活かすか
私達に課されてる「人生ゲーム」を、
一人一人が担当してる。

DAVIDの兄は優しく、とても懐が深くて、
LOVEを与える人で、寛大さの塊だった。

David&Steve

DAVIDにとっては一緒に成長した兄で、
悲しみは私以上に深いはずだが、まるで
もう大丈夫と吹っ切れた様に、笑顔で
私に微笑みかける。

もっと数か月、数年かけてココロの癒し
は続くだろうけど、DAVIDはきっともう
大丈夫!!!

兄のいなくなった家にDAVIDと初めて
訪れ、兄の奥さんや息子さん達と共に
過ごした時間が、私たちの哀しみを
柔らかく癒してくれた。

カラダの傷は見れば、回復は外から
ちゃんと見て分かるが、ココロに深く
受けた傷やショックは、なかなか
見た目には分かりにくい。

セドナのストゥーパ

DAVIDの自分のペースで、ココロは
ちゃんと癒しを続け、きっと今より
タフになる彼の魂の成長にプラスに
働くだろう。

心配じゃなく、揺るがない信頼を彼に
感じてるので私はただ、DAVIDの日々の
笑顔をただ大切に見守ろうと思う。

焦らず、急がず、DAVIDのやり方で
彼のペースでココロの回復は進行して
いるのだから、私はマリア様の如く
見守る役目に徹底しようと思う。

セドナのトレイル

DAVIDの家族や親戚、一緒に育った
教会関係の仲間達、ココロの近しい
友達達からDAVIDに、LOVE溢れれる
メッセージが集まって来た。

私一人でDAVIDのココロのケアの全
責任を感じるのは、私の思い違いだ
とよく分かった。

悲しみ・辛さ・ココロに受けた酷い
ショックは日に日に、多くの方達の
サポートを借りて、確実に回復して
癒されている。

セドナの教会

もうすぐDAVIDの64歳のお誕生日!

活かされてる命に感謝し、毎日の
笑顔とLOVEを私たちはこれからも
タップリ育んで行くのが、早年で
急に亡くなった兄への供養になると
信じている。

私の今年の学びは「死」を見据えて
「今を生きる」コトで、自分の日々の
ココロの動きを細かく観察する「瞑想」。

DAVIDは私のココロの鏡で、私の意識が
投影された結果、私が感じる現実。

セドナのトレイル

彼の中に感じるココロの様子は、私の
中にもある投影なので、彼の観察も
私の瞑想のトレーニングの一部。

「イイ・悪い」や「正しい・誤り」を
自動的に脳でジャッジせず、起こる感情や
感覚を細かくチェックして、自己観察と
瞑想を深めようと思う。

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