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義兄の突然の死‼><
2023年12月〜2014年1月までの6週間、
5年振りにDAVIDと私は、日本でののんびり
年末年始を過ごした。
日本からアメリカに帰国し、ロスの空港で
トランジットで次のフライトを待ってる間、
DAVIDは仲の良いお兄さんに、いつもの様に
電話をした。
![](https://assets.st-note.com/img/1705708398409-aXKiNtRuLf.jpg)
その時お兄さんは電話に出ず、すぐお兄さんの
息子が折り返しDAVIDに電話をかけて来た。
電話でDAVIDが話してる最中、DAVIDの様子が
何かおかしい。
DAVIDが頭を抱え、ショックを受けて酷い顔を
していたので電話の後、私は聞いてみた。
「兄が死んだ…。」と、呆然としてるDAVIDに
「えっ???」と私は唖然とした。
![](https://assets.st-note.com/img/1705708438833-gkzJ6ZCFYo.jpg)
私達のフライトが、アメリカに無事着いた頃、
DAVIDのお兄さんは、病院で緊急治療を受けて
いた最中だったのだ。
お兄さん夫妻はサンディエゴへの旅行から
ちょうど、戻った日の夜に自宅のキッチンで
倒れて、心臓に水が溜まったので病院へ救急
搬送された。
でもその病院の治療で、お兄さんの命を結局は
救えなかったらしく、そのまま亡くなったと言う
DAVIDの説明を聴いても、まったく現実感がナイ。
![](https://assets.st-note.com/img/1705708718583-qlVMYJ6Zpi.jpg)
DAVIDも私もあまりに急な訃報が、嘘みたいな
知らせで、ショックで感情が全く追いつかない。
DAVIDは足の震えが止まらず、「今、地面が
揺れてる?」と私に聞いて来た。
DAVIDは震える足を椅子に座ってずっと、感じて
いるのが辛過ぎて、頭を整理しようと空港内を
一人で2時間程、散歩しに行った。
![](https://assets.st-note.com/img/1705708738638-cfvlkPBfMD.jpg)
時差ボケで頭がボ〜ッとして、DAVIDの兄の急死の
知らせに、ただただ信じられない気持ちで私も
ココロが固まってしまっていた。
いくら悲しんでも、どんなに泣いても、DAVIDの
お兄さんがもうこの世にいない現実が、ただ残る。
命の期限や、死の知らせは本当に予測不可能…。
![](https://assets.st-note.com/img/1705708755506-aUcNebfmDc.jpg)
DAVIDも私も、全然現実感のない兄の急な訃報に、
これから二人でどう対処するか、精神的なタフさが
試されてると感じる。
時差ボケで頭がボ〜ッとしてる今は、まずちゃんと
夜しっかり眠り、起こった現実に対処するしかない。
あまりに突然ショックな出来事に遭遇すると、すぐ
ココロは反応出来ないのだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1705708925993-Md4Nq8Yc3d.jpg)
DAVIDのカラダは正直で、足が震えるコトで、兄の
死の現実にショック状態を伝えてくれた。
でもココロはに、現実感が一切ナイ兄の死はちゃんと
反応が出来ず、悲しみや喪失感を認識できてない。
ロボットみたいに一切の感情がストップし、急死した
お兄さんへの感情が、全然追いつかない今だが、
時間をかけて対処していくしかない。
DAVIDをサポートし、兄への喪失感を少しでも何とか
和らげらる様、私にできるコトはまずは、ホッと
カラダとココロが落ち着く、美味しい和食作りだと
思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1705708837457-r0Uqbs0inM.jpg)
私達の人生に起こるどんな出来事も、自分達で一切
チョイスを選べない現実は変えられない。
変えられるのは、自分がどう捉えるか、ココロがどう
出来事に対処するかだけ…。
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