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東洋文庫ミュージアムへ
『扉開け 100年前の本の香を深く吸い込みアジアの旅へ』
東京・駒込にある東洋文庫ミュージアムに行って来た! やっと行けたぁ!
昨年秋に友人からもらった入場券、期限は1/14まで…
本好きの私は直ぐに行く予定だったのに、なかなか行けず年が明けてしまった。
前日に、父のご飯を作り、用事を済ませ、朝早く新幹線に乗った。
出掛ける前からクタクタになったが、久しぶりの一人でお出かけに気分はるんるん🎵
駒込って山手線で通り過ぎるだけだったので、降りるのは初めてだ。
「何があるのかな?」駅前の地図を見ると、美術館近くに【六義園】という大きな庭園がある。ここは帰りに寄ってみよう。
駅から歩いて10分、美術館が見えて来た。
扉を開けると直ぐに誘惑のミュージアムショップ。ここは目をつぶって通り過ぎ、まずは展示を見ようと決意!
入場すると、またまた誘惑のミュージアム・カフェへの道。誘惑ゾーンにハマらないように、忠実に展示順路を辿る。
階段を上がると見事な書籍棚。美しい〜!
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貴重な本がずらりと並んでいる
ここは、1924年に研究図書館として設立された。今年で100年!
モリソンさんがたくさん集めた本を三菱財閥の3代目岩崎久彌さんが購入し、日本最古で最大の図書館になったようだ。(岩崎家ってどんだけお金持っていたんだろう)
企画展示は【東南アジア〜交易と交流の海〜】
アジア民族や文化・風土が書かれた本が展示されていた。
写真がまだない時代(もちろんSNSなんて無い)、探検家たちは西洋から何十日間も船に乗り東南アジアを目指しやってきた。見たこともないカラフルな鳥や食べたことのない植物、初めて見る民族の生活など、未知の国で見聞きしたことを書きとめて、母国で本を出版した。西洋人にとっては驚きの本だったろう。
美しいアンコールワットを紹介している本は、きっと当時の西洋人が見たら「おぉ〜、楽園でなはいか!」と興奮しただろうなぁと妄想した。
どの本にも〈命懸けの冒険〉がぎっしり詰まっていた。
民族衣装や香辛料なども展示してあり、展示パネルも読みやすく、難しそうな本であっても楽しく解説していたので、東南アジアが身近に感じた。
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床がガラス張りの回廊にお尻がムズムズ
香辛料やコーヒー豆を西洋へ船で運び、そのためにきた西洋人が新たな文化を持ち込み、慣習に変化を与え、今の東南アジアがある。
1階の展示はASEAN加盟国を紹介していた。それぞれの国の特徴が紹介されていて、日本と密接な関係がよく分かる。思わず、「へぇー、ほぅー」など声が漏れてしまった。
アジアの知識に乏しい私だったが、美術館に来たお陰で東南アジアが近く感じた。
やっぱり、美術館って楽しい!!
ミュージアムショップをたっぷりと楽しんだ後、とてもお腹が空いていることに気付く。(午後1時になっていたが、カフェは満席だったので断念)
どこかでランチをと思いながら【六義園】を思い出し行ってみることにした。
続きはまた今度…