再ログインは充電完了してから

再ログインがとても苦手で
パスワードなんだっけ？あれ、これは違う．
再設定しなきゃ！時間がない！ああああ！！
と毎回なるので

ちゃんと考えられてに時間が取れる時にやる．

と決めています．

はてさて、いつからそうしようと決めたんだっけ？と思い出してみました．

寝ることも食べることも曖昧で、意識も曖昧だった時何をやっても指の間からすり抜けていくような何も残らない感覚がありました．
考えたくても途中で疲れてしまう．
がんばってもどうしようも出来なくて強制ログアウトになった感覚でした．
IDは思いつかないし、パスワードは覚えられない．
全部面倒と思っていたのです．

だからそのまままずは生きることだけ、やりたいと思えるまで待つことにしました．

ある日唐突に「さぁ、やるか」と．

充電完了したんだなと感じました．

何度も無理やり自分を奮い立たせて実行したこともありました．
ふと気づいた時に「どうしてあの時決めてしまったのだろう」
となぜか後悔することが多かったのです．

休むことへの罪悪感がどこで生まれたのでしょうか．
動き続けることが偉いと誰が決めたのでしょうか．
それは周りの影響かもしれない．
世間の声やお国柄かもしれない．

簡単に再設定ができない自分の生きる道を安全に進みたいから、
より安全な道を歩んでいる人の真似をしたかったのでしょう．
いつの間にか自分で自分に足枷をつけまくって、動けなくなりました．
その道はわたしにはどうしても歩むことができませんでした．

ロボットのように電池交換ができないからこそ、0になる前に充電して再ログインをしたのだと思っています．

再ログイン後はカラフルで嬉しいことも嫌なことも鮮明！
ただ指示に従って、ただ時間が過ぎるのを待っていた期間よりも充電の増減が激しい！
楽しさも悔しさも面白さも倍増だけど．．．人間らしくていいじゃん．
と足枷ひとつ外せました．

その日以来、時々体調不良という名の強制ログアウトが定期的にやってきて
今は休む時だから一回休憩！こころおきなく休めるようになり6年経って少しペースを掴んできました．

強制ログアウトした後は充電期間．
充電完了するまでは動かない．
最近大切にしている感覚です．