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名画座のある暮らし

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映画は好きだけど「映画好き」と言えるほどでも、ましてや「映画通」でもない書籍ライターが、とあるきっかけで名画座通いをはじめ継続。シロート目線での素朴な発見や感動を綴る。
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2022年4月の記事一覧

「社会のルール」で返り討ちを企む人々

「社会のルール」で返り討ちを企む人々

「社会システム」をどう「使う」か、を扱った2作品。

2022/04/22 ㈮ 晴れ @ギンレイホール
*掲載は観賞順

「皮膚を売った男」「芸術はバクハツだ」は本当だったと実感する度 ★★★★★

実在する現代アーティストをモデルにしているそうで、その発想の自由さがアートなのね、アートって社会倫理とかの既成の枠にはまらないからアートなのよね、と改めて認識させられる。
アートって、コワい、けど興味

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「真実を知りたい」「正しいことをしたい」という「欲」

「真実を知りたい」「正しいことをしたい」という「欲」

2022.04.05@ギンレイホール 晴れ
掲載は、観賞順。

『空白』「不器用」×「運のなさ」の救われ方を観てみたい度 ★★★★☆

「不器用か!」と突っ込みが入りまくる人間が、これでもか、と登場。
不幸しか予想できない展開がどんなふうに決着するのか、見守りました。

古田新太演じる父親役の変遷が救いです。

『由宇子の天秤』「正しい」かどうかは、どうでもいい度 ★★★★★

「真実を知りたい」

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