【ばあばのさりげない日々】「癒やされたい」と思ったときに行くといいカフェ☕
玄界灘のほど近い所に、ポツンとたたずむカフェがあった。
絵本のページをめくったような店内に、すっかり気持ちをうばわれている。
テーブルにはブック型のケースがあって、カギがかかっていた。
空腹をみたすだけ、喉をうるおすだけの店じゃないよ、と言っているよう。
漁師町のイメージ強いこの地には不似合いな気もするが、そこがまたいい。
ここちよいメルヘンチックな空間に、ひととき癒やされていた。
☕不思議な空間
海岸沿いの松原まで、あるいても10分とかからない場所にカフェはある。
席に着こうとすると、入り口で選んだ席の「キー」を持ってくるように言われた。
テーブルにおかれたブック型のケースにかかったカギを開けるためらしい。
入り口にそんなものがあったかしら?といってみると確かに並んでいる。
カギをとって席についたら、ボックスをひらいて中からメニューとメモ用紙を取り出す。
オーダーがきまれば、自筆でそれを書きチャリンコベルでスタッフを呼ぶ。
いままで経験のないシステムに、驚くやら面白いやら、ワクワクした。
🍕華やかなピザ
夏限定というピザに大根おろしをそえていただくと、これまた経験のないさわやかな味わいのヘルシーなピザだった。
クリスピータイプの生地は食感がよく、1枚ぺろりと完食する。
おなかも気持ちも満たされたころには、テーブルがうまってきたので、帰ろうとすると外は雨。
あたたかいコーヒーを飲んで、もう少し癒やされることにした。
☕癒しのカフェ
こんな人通りのないところに店を出して大丈夫なの?とよけいな心配。
ここはデザートがインスタ映えすると評判のカフェらしい。
パスタやトルティーヤもおいしいと人気が高い。
それよりきっと、この独特の雰囲気にひとはひかれるのだろう。
店のオーナーは、いろんな思いをつめこんで営業しているという。
このカフェには、いたる所にやさしい空気がながれている。
気持ちがつかれたら、海を見たかえりに寄りたい場所になった。
♬最後までお読みいただき、有り難うございます。(^^♪
この記事が参加している募集
サポートしていただければ嬉しいです。 これからも精いっぱい、心のこもった記事にしてまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。