【#今日の短歌】十年に一度の寒波に震えながら短歌三首詠んでみた!
十年に一度の寒波は、まだ続いています。
雪に慣れている地方の方々も、この気温の低さにおどろかれているとか・・・
不要不急の外出はひかえても、どうしても外に出なくてはならないこともあります。
事故やケガのないよう、注意してこの寒波をやり過ごすしかありません。
そこで、寒さに震えながら、短歌を三首詠んでみました。
【寒波襲来】
十年に 一度の寒波恐ろしや つららが伸びる あまどいの下
(じゅうねんに いちどのかんぱ おそろしや つららがのびる あまどいのした)
解説】
この年になるまで、つららを見たことがありませんでした。この恐ろしい寒波で、あまどいから伸びるつららを初めて見て驚いてしまいました。
【雪風】
寒風に 雪舞い散って目に入って 涙で溶けて また先を行く
(かんぷうに ゆきまいちって めにいって なみだでとけて またさきをゆく)
【解説】
風に舞いながら雪が目に入っては、消えてゆきます。よけても降りかかる雪の中を、それでも歩を進めます。
【小さき花】
鉢植えの 小さき花は霜枯れて 情けなしとて 雪風の吹く
(はちうえの ちいさきはなはしもがれて なさけなしとて ゆきかぜのふく)
解説】
外に出された鉢植えの花が霜枯れています。雪風は容赦なく小さな花に吹きかかります。
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