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人生が整うマウンティング大全


以前読んだ本に関連しているかもしれないと教えて頂きこの本を手にとりました。

著者はマウンティングポリスというお名前のマウンティング研究家。この本は「80億総マウント社会」を生き抜くためのヒントが書いてある本です。

これもマウントなんだ、、と驚いたり少し笑ってしまったり、、
楽しく読めました。

『マウント』とは、
本によると『相手に対して優位な立場であることを誇示する意味合いで使われる言葉』と書いてあります。
本にあったマウンティング図鑑からいくつか
・NYマウント
・海外移住マウント、地方移住マウント
・空港マウント
・名門高校出身マウント
・東大マウント、東大否定マウント
・海外留学マウント
・質素マウント
・アート愛好家マウント
・霞が関マウント
・元カレマウント
・調達マウント
などなど
あれもこれもマウントと言われたらマウント。
面白いなあと思いました。

処世術としてはマウントはするよりさせる方が良いとも書いてあります。

新しい視点だなと思ったのが
マウンティングエクスプレス(MX)という考え方です。
顧客の『マウンティング欲求』に着目してイノベーションを起こそうというものです。
Apple、Meta、スタバ、テスラ、WeWork、NewsPicks、東大EMP、ForbesJAPAN30UNDER30、マッキンゼー東京オフィス、京都市がMXの設計で成功した組織だと書いてありました。

マウントフルネス、という言葉も登場します。
マウントから自由になれないものなのだから逆手にとって武器として使ったらどうかとも書いてありました。

いろんな意見があると思いますが
個人的には心静かに生きたいなと思いました、、、

人は社会性がないけれど社会でしか生きられない厄介な生き物だと読んだことがあります。
SNSがこれだけ盛んになった現代、その付き合い方も難しいです。

自分が心地よいという状態でいられるように周りとの距離感、間合いなどを自分でコントロールすればよいのかなとも思いました。

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