母と作るおしゃれおいなりさん
母とおしゃれおいなりさんを作った。
おしゃれおいなりさんとはいなり寿司の酢飯の上に具材をトッピングした飾りいなり寿司のこと。
私はそれを『おしゃれおいなりさん』と呼んでいる。
ずっと作ってみたかった。
トッピングには、
鶏そぼろ、炒り卵、エビ、鮭フレーク(瓶詰め)、しば漬け、絹さや、三つ葉、にんじんの酢漬けを用意した。
「用意した。」と言っても、酢飯を作って、具材の下ごしらえをしたのは母。
私は材料を買ってきたのと、ご飯をおあげに詰めてトッピングしただけ。
ちなみにおあげはいなり寿司用にすでに煮てある市販のもの。
大変な部分は母にお任せした。
酢飯を俵型にして並べてからおあげに詰めていく。酢飯にはごまを混ぜてある。ごまを混ぜると食べたときにぷちぷちと食感がしていいのだ。
詰め終わったら上に具材をトッピングする。
具材をどういう組み合わせにしようと考えながら酢飯の上に乗せる。
私はこういう黙々とした作業が好きだ。
色とりどりの具材が並んだいなり寿司。
いつもはちょっと地味なおいなりさんも華やかになる。
目にも鮮やかで見ていて気分が上がる。
作っている間、母から、
「手の平にお酢を少し伸ばした方が酢飯がくっつかない。」とか、「エビは殻ごと茹でた方が風味がよくなる。」とか、ワンポイントアドバイスを受ける。
私は幼いころから料理に興味があって、割と早くから料理をしてきた。
そして、料理をする中で母からワンポイントアドバイスをもらってきた。それは、料理がしやすくなるちょっとしたコツ。
そのちょっとしたコツが主婦となった今、毎日料理をする中で役立っている。
主婦の大先輩である母から学ぶことは多い。
***
夫にもおしゃれおいなりさんを食べてもらいたい。喜んでくれるかな?
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?