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【夫婦ふたり暮らし】価値観について考える

2024年に使う手帳に『pure life diary』というものを選んだ。この手帳はワーク形式の手帳でどちらかというと予定を管理するものというより自分の内側を整えるためのものだ。「価値観を知る」や「自分の強みを知る」などワークの種類もいろいろある。

pure life diaryは3ステップでありたい自分・なりたい自分に
少しずつ自然と変化していく手帳です

pure life diary

『pure life diary』は1月始まりだが、最初の方のページにあるワーク集はいつからでもできるようになっているので早速やってみた。ワークを進めていくと「れんあい/パートナーシップ」の項目の中にこんな質問があった。

「相手と共感できたらいいなと思う価値観はなんですか?」

私はこの質問で手が止まった。
「むむ。相手と共感できたらいいなと思う価値観?」
パッと思いつかないのだ。

例えば、よくあるお金の価値観。こちらは私たち夫婦は真逆だと思う。夫はお金に対してきっちりしている。私はというと、けっこう思いきりよく使う。一見すると真逆で合わなさそうだけど、夫がしっかりしてくれているから我が家の財政は成り立っている。バランスが取れているのだ。

もうひとつ、食に関しての価値観。私は食べることが大好き。「たまには金額を気にせずおいしいもの食べたい!量より質!」だし、「いろいろなものを食べたい!」というタイプだ。夫はというと、好きなものを飽きずに食べ続ける、そこまでこだわりがないタイプ。私はお酒が好きだけど夫は一滴も飲めない。食の価値観もそこまで合っているとは言い難い。だけど、私たちはよく外食に出かける。

他にも、夫は私の好きな「ライブに行くこと」にはあまり興味がなく一緒に行ったのは一度だけ。私も夫の好きな「マンガ」にはあまり興味がない。

「私たち夫婦はどんな価値観に共感してるんだろう?」
そう考えたとき、確かに共感してる価値観もある。好きなお笑い芸人が同じだったり、将来はふたりで日本一周の旅に出ることが夢だったり、細かいところで共感し合っているのだと思う。

でも、私がこの「相手と共感できたらいいなと思う価値観はなんですか?」という問いについて考えたとき思ったのは、「相手の価値観を共感できなくても尊重することができたなら、ふたりの関係は深めることができるんじゃないかなぁ」ということ。

共感できなかったときに否定するのではなく「いいじゃん」って思えること、言えることの方が共感するより大事なんじゃないかな。

そりゃ、価値観を共感できたほうがラクだし心地もいいだろうと思う。だけど、正直、育ってきた環境が違うのだから価値観も違うことの方が多いわけで。その違いを見たときにお互いがどうするか?相手を思いやれるのか?尊重できるのか?そのくりかえしで相手との関係を深めていくんじゃないのかな。なんて思った。

私たち夫婦はその「価値観が違ったときの考え方」が同じというか共感し合える部分なんだと思う。だから、今のところ大きな揉めごとなくやってこれたのだろう。

そこに気づいたら、私の価値観を尊重してくれる夫には感謝だし、これからもお互いに価値観を尊重できる関係であり続けたいなと思った。




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