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手作りギョーザはビールがなくちゃはじまらない!

今夜は手作りギョーザだ。

先週、ニラがお値打ちに買えたのでギョーザをを作ろうと献立を決めていたのだが、気分が乗らず作れずにいた。ニラを無駄にしないためにも「絶対に作るんだ!」と意気込んで昨日のうちからキャベツやニラを細かく切って用意しておいた。おかげで冷蔵庫からはニラの香りがずっと漂っていた。

今日になって私は重大なことに気がついた。

ビールがない。
いや、正確に言えば「新ジャンル」と呼ばれるビールテイスト飲料がない。(私がいつも飲んでいるのはビールではなく「新ジャンル」のビールテイスト飲料なのだ。)私は飲み過ぎ防止のためビールの買い置きはしておらず、スーパーに行ったときだけ買って飲むようにしていた。今日は買い物の日ではなかったので、家にビールがなかったのだ。

困った。手作りギョーザにはビールがなくちゃはじまらない。私は、手作りギョーザや手作り春巻きなど少し手間のかかる料理を作ったときは出来立てのそれらと一緒にビールを楽しむと心に決めているのだ。

「コンビニかぁ。」

一瞬、「メンドクサイ」がよぎったが、お昼ごはんのあとにコンビニまで買いに行った。ちなみにコンビニまでは10分もかからない。無事にビールを手に入れた私は一安心である。

***

夕方、ギョーザを包み始める。我が家のギョーザは野菜が多め。キャベツとにらが入っているのだが、にらは一袋分入れた。だから、ギョーザの皮からにらの緑が透けている。ちなみに、にらには『腎の働きを高めて体を温める作用があり、ビタミンB1が豊富で疲労回復に有効な食材である』というプチ薬膳情報も添えておく。

私はギョーザを包む作業が好きだ。黙々と包みキレイにできたときはなんだか嬉しい。全部で30個包んだ。

ギョーザ30個


包みが終われば焼きの工程だ。
焼きの工程はちょっと緊張する。皮を焦がしてフライパンにくっつかないようにしっかり目にあたためて油を回す。ギョーザを並べてしばらく置き、焼き色がついたら水を少々加えて蓋をし3〜4分蒸し焼きにする。タイマーが鳴り蓋を取ってギョーザを触ってみる。「うん。くっついてない。上手くいったようだ。」


焼きたて


キムチとサラダもあるよ

熱々のギョーザをいただく。
「味も焼き具合も完璧だ。」自画自賛である。そして、ビールをひとくち。
「う、うまいぃぃぃ〜」
いいですか?「おいしい」じゃないんです。「うまい」なんです。
「はぁ、コンビニにビール買いに行ってよかった。グッジョブ!私。」である。

***

今日はルーティンの家事以外にプラスアルファの家事をし、手間のかかるギョーザを作り、私にとってはよく働いたなぁという1日だった。その昔、ミスチルの桜井さんが「そして世界一のお酒を見つけました それは必死で働いた後の酒です」と歌っていたのを思い出した。


「今日も一日おつかれさまでした。」

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