見出し画像

10代の少女に伝えたい!「明日から生理。とわかるようになるよ。」

生理を楽にする「経血トレーニング」の具体的な方法をお伝えする講習会を開催して5年目に入りました。

講習会に10代の女の子が参加してくれる時には必ず伝えていることがあります。

それは「生理がはじまる日は、わかるようになるよ」ということです。

10代だけの生理の悩み

講習会に参加してくれる、初潮がはじまったばかりの小学校5年生くらいから高校生の女の子たちは、それはそれは真剣に話を聞いてくれます。1時間半の講習会の間、大人顔負けの集中力で聞いてくれます。

あまりに真剣なその姿に、なぜこんなに真剣なんだろう?と考えてみました。
 
そしてすっかり忘れていた、10代の頃の自分の生理を思い出しました。
 
10代の女の子だけの生理の悩み。それは「生理が突然始まる不安」。

【生理が突然始まります】
何の前触れもなく、突然生理が始まるので、洋服が汚れたり、学校で同級生に見られてしまいました。私だけではなく、部活の試合中に始まって、白いユニホームが汚れてしまった友達もいます。
生理は次にいつ始まるかわからないので、とても不安です。

講習会に参加してくれた女子高生の悩み

生理の嫌な経験

私は小学校5年生の冬に初潮がきました。

中高校生の頃、何度か学校で突然生理が始まり、友達から「スカート汚れてるよ!生理が始まったんじゃない?」と教えてもらって気付いたことがあります。

  • 痛みもない

  • 体調もいつもと変わらない

まさに突然、何の前触れもなく生理が始まっていました。

いつ始まるかわからないので、着替えの下着と生理用ナプキンはいつもカバンに入れていました。

逆に、女友達に教えてあげたこともあります。女同士なら誰もからかったりふざけたりしないくらい、共通の不安でした。いつ自分にも起こるかわからない、女の子共通の生理の不安。

講習会で10代の頃のこの突然はじまることによる嫌な体験をお話しすると、皆さん全力でうなずきます。

「ありました〜」
「あれは嫌でしたよね〜」

生理周期は安定する

突然始まる不安は、だんだんなくなります。その1つの理由は、生理周期が落ち着き、ほぼ28日周期で生理がくるようになるからです。
 
私は初潮がきて7〜8年目、18〜19歳の頃に生理周期が落ち着き、28日前後で生理がくるようになりました。もちろん個人差は大きいと思います。
 
ちなみに高校生16人に講習会を行った時に質問したところ、16人中、ほぼ28日周期で生理がくる子は、2人でした。
 
初潮がはじまって高校生くらいまでは、生理周期は安定していない子がほとんどです。そして「生理が突然はじまる不安」を抱えています。
 
生理周期が落ち着くと、次の生理日が計算できるようになりますよね。

今月は〇日に始まったから、
来月は〇日から始まるな!
3日前から、念にためにナプキン着けておこう。

おおよその始まる日付がわかるようになってからは、突然始まる不安からは解放されました。

身体の変化でわかる

初潮がきてから4〜5年?個人差はかなりあると思いますが、だんだん身体の変化で、生理が始まる日がわかるようになってきます。
 
講習会で参加者の皆さんは、私が「経血が出てくるのがわかる」とか、「夜経血が出したくて目が覚める」と言うとビックリされますが、「いつからか身体の変化から、生理が始まる日がわかるようになりますよね?」と聞くと、20代以上ともなれば皆さん「うん!うん!」と頷かれます。
 
生理に慣れることで、生理のある身体に慣れることで、身体のちょっとした変化から、「あと1週間後くらいには」とか、「もう3日後くらいだな」とか、「明日始まりそう」とわかってきます。

  • 身体がむくむ

  • 眠くなる

  • 肌が荒れる

  • 甘いものが食べたくなる

  • 便秘になる

生理が終わると体調が良くなる人も多いと思います。

  • 身体がスッキリする

  • 肌の調子が良くなる

  • 快便になる

生理周期に合わせた身体の変化に、繊細に気付くことが出来るようになることで、生理が突然始まる不安からは解放されます♪
 
講習会では私を含め、大人の女性全員で少女たちに伝えます♪「突然始まることはなくなるよ!安心してね♪」と。




motomoto(株)私たちについて

トレーニングで生理中の不安にサヨナラ
「経血トレーニング」という言葉、初めて聞いたと思います。
それもそのはず。私の考えた造語であり新しい「トレーニング方法」です。
生理(月経)には、「心配」や「不安」「不快感」などたくさんの悩みがあります。
私たちは、その不安から少しでも多くの方が開放できるように、
「経血トレーニング」をオンライン、対面式でレクチャーしています。


この記事が参加している募集

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?