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大きなイベントを開催してわかった経血トレーニングの現在地

桜が満開な気持ちの良い4月が始まりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
お陰様で私たちmotomoto(株)は3月に六本松蔦屋書店で開催した4回の出版イベントを無事に終えることが出来ました。

すべとの女性に生理を楽にする方法「経血トレーニング」をお伝えしたいと、私自身が25年続けてきたトイレで経血を出す具体的なやり方を、2018年3月から講習会でお伝えしてきました。

昨年の12月に経血トレーニングのやり方をまとめた本『ふんっする生理』を出版社書肆侃侃房から出版することができ、今年1月から六本松蔦屋書店でのイベントに向けて準備を進めてきました。

準備期間から営業、イベント開催を経て見えてきた経血トレーニングの現在地、そしてこれからさらに多くの女性に生理を楽にする経血トレーニングを普及するため、今やるべきことをまとめてみました。


(左)六本松蔦屋書店で担当してくれた佐野さん
(右)六本松蔦屋書店での開催のきっかけを作ってくれたCCC (株)の平井さん

現在地:興味を持ってもらえる

初めて単独で開催した大きなイベントだったので、これまた初めて「営業活動」を本気で行いました。
主に「突撃営業」笑
六本松蔦屋書店の近くのお店や病院、学校、幼稚園などなど30箇所くらいにチラシを持ってアポなし営業を行いました。

営業自体はほぼ初めて。アポなしだとあからさまに迷惑がられるイメージもありましたが、実際にやってみると迷惑がられてり追い払われたりされることは1度もなく、「え?そんなことができるんですか?」と皆さんとても興味を持って聞いてくれました。

初めての営業活動でわかったことの1つは「生理が楽になる」と言われて興味を持たない女性はいないということでした。

現在地:行動にまではつながらない

ほとんどの女性が興味を持って聞いてくれる「生理が楽に変わる話」
でも集客にまでは繋がりませんでした。
参加してくれたのは今までも講習会を共同開催してくれてた人たちの知り合いや、経血トレーニングのフォロワーの方たちが9割以上。
営業活動をしたことによる集客はほとんどありませんでした。

理由の考察

「生理が楽に変わる」ことへ興味は持ってもらえても、イベントに参加するという行動にまで繋げてもらえなかった理由を考察しました。

理由1:初めて聞いたことだから

イベント後に参加してくださった方ほぼ全員と話をしました。これは経血トレーニングの講座後のいつもの風景。
変わらないと思っていた生理。難しそうだと感じていたトレーニング。
でもこれなら私にも出来そう!生理が変わるかもしれない!と希望が待てると、皆さんとっても饒舌になります(笑)さっと帰る人は本当に稀です。
私はいつも積極的に参加してくれた理由を質問します。
「どうして参加しようと思ってくれたんですか?」

9割の人の答えが
「〇〇さんから聞いたから」
「〇〇のインスタで何度か見て」
でした。

見えてきたイベントへ参加する行動につながったポイントは
・直接知っている人から聞いた
・複数回SNSで見た

つまり初めて聞いたことへは興味は持っても行動にはつながらないということです。

理由2:常識とのギャップがあるから

「トイレで経血を出す」と聞いても、「赤ちゃんのトイレトレーニングと同じだよ」と言われても、すぐには知りたい!イベントに行こう!と思えないのはそんな話今まで一度も聞いたことがないからだと思います。

お母さんも、学校の先生も、友達もそしてCMでも経血は生理用品の上に無意識に出ちゃう話しか聞いたことがない。
そう!現在の生理の常識は「おもらし生理」

赤ちゃんのトイレトレーニングは常識で、2歳にもなればほとんどの人がオムツをしなくてもトイレでだけ用を足せるのに、生理だけは初潮から閉経までずっと生理用品の上に無意識に出しちゃうおもらし生理もままなのが常識なんです。

「もしトイレで経血を意識して出すことができるなら、それも誰にでも簡単にできることなら、どうしてお母さんや先生、友達から今まで聞いたことがないの?」
興味はあるけどイマイチ信じられないというのが多くの人が感じることだと思います。

現在の生理の常識と経血トレーニングのギャップが大きくて行動につながらないのだと思います。


「おもらし生理が常識になったのは1960年代から」ということを説明する講座資料

今やるべきこと:地元糸島をモデル地区に!

営業活動による集客が難しい2つの理由がわかったことで、それぞれの対策方法を考えました。

【初めて聞いたことだから】への対策
色々なところで「生理を楽にできる経血トレーニングというのがあるらしい」という話題を聞く状況を作る

【常識とのギャップがあるから】への対策
まずは地域を限定しておもらし生理という常識を変えていく

そして超現実的な条件。笑
・資金力はない
・人的資源は私一人

そこでこれからの3ヶ月程度実際に行動する指針
【まずは糸島をモデル地区に計画】
地元糸島で多面的に営業活動を行い、経血トレーニングの普及活動を行うことで、経血トレーニングを聞いたことがある状況を作り、生理の常識を変える。

夏休みまでに学校で授業を開催したい!

そしてまずは糸島モデル地区で「うれしい変化、続々」という状況を作りたい♪

3月中旬から始めている「糸島モデル計画」
アポなし突撃営業活動でなかなか好調な滑り出しです♪

今後このnoteでもご報告していきます。

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