人と組織の本質に迫るORSC集中トレーニングキャンプ
1/14,15,16の3日間で、今学んでいるシステムコーチング(ORSC)実践コースの集中トレーニングキャンプでした。
ORSCの実践コースは国際コーチング連盟(ICF)の認定するプロ資格を取るための9ヶ月の学びのコースで、15人の仲間(コーホート)とともに歩んでいます。週に1回2時間のスキルドリルやグループスーパービジョンなどのワークは基本オンラインで実施をしてきたので、実はリアルで全員集まるのは初めて!!
応用コースまでにリアルで会ったことのある人も数名はいましたが、半分くらいの人は初Face to Faceだったので、感慨深いものがありました。
学び仲間(コーホート)の特徴
そもそもこの学びのグループがどんな感じだったかと言うと、それなりに時間も労力もかかるこの実践コースにわざわざ高いお金をかけて受けに来ている人達なので、何かしらの志を持った人の集まりであり、ある程度関心領域ややりたいことは近い人達が集まってはいます。
それでも、やはり15人のコーホートの雰囲気というのは毎回違うようで。以前からリーダー(ファカルティ)達からは私達は、「何だか大人でmatureな」グループだと言われていました。
今回のトレキャンでは、リーダーから明示的に言われたわけではないですが、その「大人」で「mature」な壁をいかに取り払い、エッジを超え、大胆にどう変わっていけるか・・・がchallengeだったと感じています。
トレーニングキャンプで何が起きたか
結果的に、集中トレキャンは、笑いあり、涙ありのドラマが沢山あり、変革が起こったと感じています。
恥ずかしながら、私自身も一番心がざわつくテーマのセッションの時にホロリと涙してしまいましたし、途中からは「15人全員丸裸にして泣かせてやる!」という気持ちで臨んでいました。
もちろん、泣けば良いということではなく、どれだけ本気で向き合えてるか、お互いを信じあえているか、自分を曝け出せているか、、、の真剣勝負で。
関係性を扱うプロコーチになろうとしている者同士、自分たち自身の関係性にちゃんと向き合えているのか、と問い続けた3日間でした。
今、感じていること
言葉にしてキレイにまとめきれないけれど、今感じていることをそのまま出してみると・・・
改めて、人って美しいと思ったし、関係性というものの奥深さと底知れない可能性を感じたし、もっともっと探究していきたくなりました。
“場”や“関係性”が持つパワーというのは間違いなくある。
でも、左脳系が強い現代組織では、ロジック、ファクト、数字、エビデンス・・・が求められるし、この関係性のパワーというのはStanfordだったりHarvardだったりで研究は進んでいるものの、特に日本ではまだ認知度は低いのも事実。
だからこそ、このパワーを悪意を持ってとか無意識にということではなく、善意を持って意図的にデザインしていく人が必要であり、自分はそういう人になりたいし、そういう人・仲間を増やしていきたいという願いが強くなりました。
“関係性”と“個人”とアンコンシャスバイアス
当たり前のことではあるけれど、どんな集団であってもカテゴリーとか属性だけではなく、そこに所属している一人一人に「思い」や「願い」があり、その裏にはひょっとしたら「悼み」や「傷口」もあるかもしれない。
そういう事実を、頭や言葉ではなく心と体で体感したことで、自分の中で持っていた一定の集団に対する苦手意識や恐れが取り払われ、そのメンバー一人ひとりに対して一人の人間として心から好奇心を持ち、慈しむことができる。これが、真の意味でのアンコンシャスバイアスからの脱出なのかなー、なんて思っています。
そんな感じで、まとまっていないし書き足りない感も多々ありますが、トレキャン直後の今の心境ということで一旦吐き出してみました。
実践コースはまだ5ヶ月続くので、みなさん引き続きよろしくお願いします!!
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