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「サンクチュアリ聖域」を観ながら四股をふむ

あなたは四股をふんだかい?

最近Netflixの作品も積読ならぬ「積視聴」(良いネーミングが出ない)気味に過ごして他のですが、ひさびさに一気見しちゃいましたそれが「サンクチュアリ聖域」。

まずネタバレしない範囲でストーリーをご紹介

【あらすじ】
借金・暴力・家庭崩壊で人生崖っぷちの小瀬清は、才能と体格を見初められ相撲部屋に入門する。大相撲に一切興味なし、お金を稼ぐためだけに大相撲界でのし上がろうと、伝統と格式を重んじる角界を揺るがしていく。

FILMAGA 5.11リリース

最初、観るのをためらっていた。
というのも、昔週刊モーニングで連載していた、漫画「あぁ播磨灘」という作品と似ているのでは?と思ったからである。この作品の主人公もとにかくはちゃめちゃだけど、負け無し横綱まで登りつめていく相撲漫画だった。

さだやす圭先生の作品は、主人公がみんなキャラ一緒
(破天荒でチート級に強い)

そう思いつつ、かなり話題となっていたので、とりあえず2、3話だけ観ようと思ったら見事に一気見しちゃっいました。

ネタバレには十分気をつけて、自分なりの感想を。

1.相撲のタブーをぐっさぐさ
今回の作品には、日本相撲協会が協力をしていない、という点が面白いと思った。
過去にあった(いや今も続いているかもしれない)八百長やイジメ、土俵入りは女人禁制というタブーをことごとく取り上げていき、リアリティかつ風刺的なタッチで作られてて、さすが空気読まなくて、制作費がバカでかいNetflixにしかできなよね。
(テレビ局、ホント オワコンになっていくよね)

2.俳優陣のマジなカラダづくり
出演している関取役の俳優の皆さんのカラダが半端なくつくりあげられていて、本物の相撲部屋にしか見えなかった。本木雅弘が主演した「シコふんじゃった。」も良かったけど、やっぱリアリティに欠けてしまった感があった。

しかし今回主役の一ノ瀬ワタルが回が進むにあたり、どんどん力士へのカラダになっていく姿が、
めっちゃかっこ良かった。

観る人が観たらたまらんカラダなんやろなぁ

3.やっぱ相撲が格闘技最強説 再浮上?
過去に何度か議論になったこの説も、色んな元力士が格闘技界で戦った結果、かなりの確率で負けていたため、「相撲は弱いのか?」という結論になりそうだった。

ただルールが違う格闘技で戦うこと自体が難しいわけであって、短時間での勝負となると、やはり相撲は最強なんじゃないかな。

4.タニマチ 最恐〜!!
相撲部屋や特定した力士を応援する存在として「タニマチ」と呼ばれる存在がいて、今回、いつもニコニコと「モニタリング」に出演している笹野高史さんが、信仰宗教の教祖でタニマチの役を快演しているんだけど、これがちょー怖い。

今はさすがに反社っぽい人がタニマチはいないとは思うけど、昔はヤバいタニマチが、魑魅魍魎がいたんじゃないのかな。。。

怖い人って笑ってる方が怖いよね

ちょうど今、5月場所相撲が行われている中、この「サンクチュアリ聖域」が放ったメッセージを相撲関係者はどう思いながら相撲をしているんだろう。

八百長や、イジメといった悪しき慣習がホントに改善されたのか?は正直わからない。むしろ違う問題があるのでは?とも推測してしまうが、今回のこの作品を観て、少しでも良い方向へ向かっていってもらいたいね。

じめっとする梅雨に入る前にぜひご覧なってみてスカッとしてみてください。そして、絶対四股ふんでみてください笑

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