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石寄草のこと

ミネラルショーなどで買ってきた鉱物の整理をする。
ラベルを貼りなおしたり適当な箱を見繕ったりするのがとても楽しいのでちょくちょくやってしまう。
量り売りの鉱物を瓶詰めに…あれ?芽が生えてる…
それが私の鉱植物との出会いでした。

これは石寄草(いしよりぐさ)といって鉱物と植物の中間種であり、石に擬態した植物でも石に生える植物でもないのです。

発芽していない状態だとそこらの鉱物に混じっていても気が付かない上に、石屋さんからは返品の対象になるため嫌われているらしい…でも私はすっかり気に入ってしまったので、鉱物のコレクションとは別に発芽しそうなものを選って買うようになりました。

さて、ここからが本題の発芽しそうな石の買い方です。
先ほども言った通り普通の鉱物と明確な見分けがつかないのでほぼ勘になってしまいますが…

1.人の手で磨かれていないもの
2.量り売りのもの
3.どんぐりほどの大きさのもの

これらがすべて該当しているものを20個購入すればそのうちの2~3は適切な温度管理(種類によって違うので図鑑を見ましょう)をしてあげればだいたい芽吹きます。
もちろん河原で拾った石や一個売りの石も芽吹く可能性はあります。

ツイッターにて発芽しそうな石を募り、発芽させた後に郵送するサービスも不定期ですがはじめてみました。
皆様も浜や河原で石寄草を探してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!




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