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人事のお仕事をしている友達から「データ分析に取り組んでみたい!」と話があったので、ロードマップを考えてみた。
■きっかけ
学生時代には理系でしたが、現在は人事のお仕事をしている友達がいます。先週ご飯を食べにいった際に、
「人事界隈でもデータ分析や機械学習でマッチング度を向上させているLAPRAS(ラプラス)などが話題になってるんですよねー。そこで、自分でも手を動かしてデータ分析をしてみたいんだけど、何から手を付ければよいですか?」
との質問を受けました。
学生時代に所属していた研究室ではPythonが使われてたけど、代々引き継がれている先輩のコードを実行してたくらいで、それ以上はよくわからん。っといった状態でした。
■パソコンを買う
まずは、パソコンを買うとこからです!
以前持っていたMacのバッテリーが膨らんで使えなくなって以来、2年間くらいスマホで生活していたとのことなので、まずはパソコンを買いに行きました。
Mac or Windows 問題
Mac とWindowsどっち買おうか迷ってる方は以下の動画を見てもらえればスッキリするかと思います。
ディープラーニングを高速化したくてどうしてもNVIDIAのGPUがついてるマシンがいいという方は例外ですが、学習初期につまづきにくい、つまづいてもネット上に記事がたくさんあることからもこれから買うのであれば Macがよいと思います。
(どうしてNVIDIAのGPUか?というと、NVIDIAが提供するCUDAというGPUコンピューティング向けの統合開発環境がディープラーニングでよく利用され、それがNVIDIAのGPUと相性が良いためです。)
MacBook Pro or MacBook Air 問題
MacBook Pro 13インチの新型が発売になりましたが、下位モデルならメモリ8GBでSSDが512GBのスペックのものが15万円台で購入できるようになった&重さも変わってないようなので、今プログラミング学習用に買うならAirよりもPro一択という感じになったんじゃないかな〜と😁https://t.co/BhzrquAz8q
— 勝又健太|雑食系エンジニア|参加者数ランキング日本第10位のオンラインサロン主催 (@poly_soft) May 4, 2020
MacBook Pro 13インチに決定。
年末年始の休みを利用して、学習を進めたいといった狙いもあり、急いで買いに行きました。
Apple新宿店の店員さんにいろいろ質問して、スペックと値段を比較して、最終的にはMac整備済製品のMac Book Pro 13インチを10万円台でGETしました。(めっちゃお得だ。)
ちなみに店員さんに聞いた情報だとMac整備済製品は、バッテリーの初期不良とか、未開封で返品された製品のようです。(返品可能期間に返却された使用済みの製品ではないようでした。)
↓Twitterで整備済製品の入荷速報も追えます。
■一緒に環境設定をする
とりあえず、セッティングなどでつまずいてしまうと時間がもったいないので、コマンドラインの基本的なコマンド、Anacondaのインストール、Jupyter Notebookの基本的な操作などを一緒に行いました。
インストール時にエラーとかが起きたらやだなーと思ってましたが、すんなり終わったのでおそらく1人でも大丈夫だと思います。
■ データ分析ついて概要をつかむ
「まずはデータ分析についての概要がわかる本を読みたい。また、そうしないとプログラミング学習のモチベーションが続くかわからない。」と友達からリクエストがあったので、データ分析の概要やこれまでの統計学の歴史や背景が把握できる本として以下を紹介しました。
【書籍】
難しい数式を使わずに非常にわかりやすく説明してくれています。この本を読んでいると、難しいことを易しく説明できる人こそ賢いなと感じます。
ビジネス編の 第2章:人事のための統計学 は、人事のデータ分析を行う人にとっては必読です。
統計学のこれまでの歴史をざっと掴むことができます。機械学習やデータ分析というところから入った人は知らない部分も多くあると思うのでおすすめです。
【講義動画】
また、講義やスライドで概念をつかむのに優良なものとしてはヤフーの安宅さんの行っているSFCの講義をおすすめします。
2016年春から慶應SFCにて行っている「データ・ドリブン社会の創発と戦略」の講義(木曜2限)をこの秋、思い切って公開設定にしました。ご興味のある人は良かったらここから毎週ご覧頂ければです。https://t.co/0f2DY5dqh4
— kaz_ataka (@kaz_ataka) October 19, 2019
次からは手を動かしていきましょう。
■ ブラウザ上で学べるProgateから始める
ブラウザ上で学習でき、各ステップで達成感を味わいながら進めるため、挫折する可能性が非常に少ないので最初に取り組む題材としては最適だと思います。学ぶ内容としては、コマンドライン、Python、SQLのレッスンをおすすめします。
■コマンドライン
■Python
■ SQL
■動画学習サイトAidemyで概要をつかむ
Aidemyの無料で受講できる「まずはここから」の動画で、「はじめてのAI」や「機械学習概論」を学び概要をつかむことと、「Python入門」でプログラムの勉強をおすすめ。
こちらも少しずつ自分のペースで進めることができるので、達成感や自信をつけていくには最適だと思います。
ヨビノリxAidemy コラボ動画
AI(人工知能)のための数学入門も概要をつかむのにおすすめです。
■動画学習サイトUdemyでたくさん手を動かす
ド定番ですが、『実践Pythonデータサイエンス』をおすすめします!このコースは Pythonのnumpy、pandas、matplotlib、seabornなどのライブラリの取り扱いを徹底的に学べるので、とても勉強になります。
また後半には、実践的なデータを用いたデータ分析もあるので非常におすすめです。
セール期間中に購入すると定価12,600円の講座がなんと1,200円の90%OFFです。元日現在、新春セールで安くなっていますので、今のうちに買ってしまいましょう。
■ コミュニティーに参加して他者を知る
コミュニテーへの参加は、モチベーションを維持したり、同じような境遇の人、またそこから成長した人とお話するのはとても刺激的だと感じます。
データ分析のコミュニティーのうちで、初めて参加するには「Data Gateway Talk」最適ではないでしょうか。
■「HR×データ分析」アカウントをフォローしてみよう
おんなじような仲間を見つけることは、モチベーションをキープするためにとても大事です。例えば、人事系のデータ分析であれば以下方々をフォローしてみて情報収集しましょう。
■まとめ
ひとまず、このあたりまで自分でがんばることができたら、あとは興味のあるデータなどを自分で扱えるようになるし、どういった分析に関わりたいのか方向性が見えてくると思います。
私の友達と同じような境遇の方に役がいらっしゃいましたら、ぜひ長期休みにデータ分析の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
サポートのお金は,少し値段の高い マシュー・J.サルガニック 著『ビット・バイ・ビット -- デジタル社会調査入門 』(¥4,320)の購入資金にあて,noteに書評を書こうと思います.ぜひサポートお願いします\(^o^)/