南直哉さんの「前向きに生きることに疲れたら読む本」(アスコム)を読みました。

「前向きに生きる」ことができる人、それによって幸せを感じることができる人はそれで良い、しかし、それができない人もいると著者は言います。

確かにそうだと思います。

生まれたからには、意味のある人生や有意義な人生を送れたら楽しいでしょう。

しかし、そうしなければならないと考えて自分を縛りつけると苦しくなります。

人生とは、辛く、苦しく、悲しく切ないものと仏教は言っているのだそうです。

一見暗いようですが、そんな風に思っていると、逆に生きることも案外いいなと思えることもあるとも言っています。

確かにそんな考えもあるかも知れない、そう考えると案外楽に生きることができるかも知れないと思います。

長いようで短い人生、誰に見せるために、何のために、必死で頑張り続けるのかと自分に問うても、きちんとした答えはなかなか得られません。

目標を設定してそれに向かって努力することの中に、自分にとって楽しいものがあればやれば良いし、苦しい一方なら止めた方が良いのではないでしょうか?

人生は短いのだから、わざわざ苦しいことばかりし続けなくても良いのではないかと思いました。

私自身も、常に自分に問いかけて行きます。

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