「深圳」の空港がすごかった話
清明節に「深圳」に出張し「深圳空港」がすごかったので今日はその内容をお届けします。
2月にも「深圳」に出張したのですが、その時は弾丸出張でバタバタだったので、「すごい空港だな」とは思ったものの堪能することができなかったので、今回はちょっと余裕を持って空港到着し、写真を撮りまくってきました。
なぜぼくが「深圳」に出張しているかは前回のnoteをぜひ見てください。
空港の正式名称は「深圳宝安国際空港(中文:深圳宝安国际机场)」
2013年からこの新ターミナルの運用が開始しています。
外観はこんな感じです。
タクシーを降りた場所からだと、空港外界の全体像の写真が撮影できず、規模感が伝わりにくいですが、とにかくでかいです。
外観デザインも素敵で、デザイナーはイタリアのフクサスさんらしいです。
Wikipediaによると、
内部は六角形のモチーフを多用した設計で、イタリアの建築家、マッシミリアーノ・フクサスによる斬新なデザインは完成当初、話題になった。構造設計はドイツのKnippers Helbigが担当した。
さらに、Wikipedia情報を。
深圳宝安国際空港(しんせんほうあんこくさいくうこう、中国語: 深圳宝安国际机场)は、中華人民共和国・広東省深圳市に位置する国際空港である。
1991年10月12日に開港し、香港国際空港、広州白雲国際空港と並ぶ中国南部の3大空港に数えられる。深圳航空が当空港をハブ空港としている。2010年、UPSが、アジア地域拠点をフィリピンのクラーク国際空港から移転した。
中国では6番目に利用客・発着数が多い空港であり、今後の利用増に対応するため、拡張工事が進められている。2011年7月26日、平行滑走路が完成した[1]。新ターミナルの建設工事は2008年に着手。2013年11月28日に供用が開始され[2]、それまで使われていた3つのターミナルは閉鎖された。
空港入口で「健康码」の確認があり、その後荷物検査をしてから、ようやくターミナル内に入れます。
「健康码」は、
中国では地下鉄、飛行機に乗る際、またホテルに入店する際に提示を求められる「QRコード」です。(※提示が求められる場所については、地域により差があります。)
携帯の位置情報から、どこのエリアに立ち入ったかが判別され、コロナ発生地域に入境したデータがあるとQRコードが「赤色」になります。問題ない場合は「緑色」です。緑色をしているので「绿码」と呼んだりもします。
ターミナル内はこんな感じです。
なんとも素敵なデザインが印象に残ります。
そして写真ではまた伝わりにくいですが、とにかく広いです。
航空会社のカウンター
「深圳」は世界のテクノロジーをリードする街だけあって、最新設備が導入されています。
荷物を預けるのももちろん自動。
曲線がいい感じ!
チェックインももちろん端末で対応できます。
この機種は外国人パスポートも対応可でした。
(これは何気に外国人にとって嬉しい仕様。他地域の空港だと中国の身分証である「身份证」しか対応していない機種が多いんですよね。その場合は外国人はカウンターの列に並ぶ必要があり、時間がかかってしまいます。)
カウンター手続きを終えたエリアにはいくつかのショップと、飲食店があります。
「MUJI」や「Family Mart」があるって、日本人にとっては嬉しいですよね。
ターミナル内のピクトもわかりやすい!
次は出発エリアへ。
ここから先は航空券を持っていないと進めません。
外国人はここでは「パスポート」で顔認証。
非常にスピーディーに顔認証してくれます。
(羽田空港、成田空港に設置してある設備よりもこの設備のほうが認証のスピードが速かったです。)
次に、イミグレーションと荷物検査に進みます。
よく考えると中国は国内線でもイミグレーションがあります。
中国人も外国人も移動の記録がされます。(パスポートへの押印はありません)
「深圳」空港はここも顔認証で自動です。
他空港は人が確認するところがほとんどです。
次は荷物検査。
ここだけは残念ながら、ひと昔前感を感じさせる設備です。
荷物検査を無事に終えると、出発エリア内に入れます。
「深圳空港」はこの中がすごいんです。
まずとにかく広い!
そして、数多くのショップが入っていて、買い物も食事も楽しめます。
国内線のターミナルでここまでショップが充実しているのは珍しいですよね。
ちなみに、luxury brandが多く出店していますが、全店「免税ではありません」。
実際、ここで購入する人ってどれだけいるんでしょうね。当日もluxury brandの店内に入っている人はほとんど見かけませんでした。
わざわざ空港で、しかも免税でもないのに購入する人って、少ない気がしますよね。
飲食店も、チェーンストアを中心に充実しています。
これは嬉しい安心点。
そして、出発ターミナルの1階には飲食店併設の「MUJI」が。
ここでラーメンやカレーが食べれるのは嬉しいですね。
「深圳空港」は最新設備も、買い物も飲食も楽しめる空港なので、訪れる機会があれば、少し時間に余裕を持って到着し、空港内を散策することがおすすめです。
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