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勤労の義務

今日は国民の三大義務についてのお話です。

納税で言えば、<脱税>という言葉がありますね。

納税の義務を怠ったもの許すまじ!と税務署の調査が入り、一般的に10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金に処せられることがあります。
税から逃れた場合、重い刑罰が課せられます。

<教育>でいうと、義務を果たさない親に対しては世間の目が厳しい。。。

子どもを小学校や中学校に通わせていないと、「あのお宅の子は小学校に行っていないみたい。おかしくない?」と近所で噂になるでしょう。
諸事情から学校に通わせられないのであれば、何かしらの正当な理由が伴っている必要があります。

法的にも世間的にも、納税と教育の義務には、義務と言って差し支えのない雰囲気を感じるのですが、<勤労>にはその重さがないのでは?と私は思っています。定年等の退職者や病気療養中の方たちを除いても、不労所得や手持ち資産で暮らされている方は大勢いらっしゃいます。

現に保釈され、もうすぐ4ヶ月経ちますが、誰も「働け」と言いません。
不思議ですね。憲法で定められた義務なのに。

裁判所から出された保釈条件に「働いてはいけない」とはなっていません。
但し、「自分が勤めている会社の関係者と接触してはならない」という条件を裁判所から出されております。よって、今の会社での仕事はできませんので<休職>といった扱いになっています。

裁判が終わるまで、<推定無罪>ですので、保釈されていれば証拠隠滅や逃亡につながる行為にならなければ、基本的に生活は自由です。

私の勤める会社は「会社の許可がなければ兼業してはならない」と就業規則で決められています。逆を言えば会社から許可を受けると他所で働いても良いのです。

普通の日本国民は何らかの経済活動を行いながら、生きるための営みを日々送っています。極端な話、日本では勤労義務を果たさなくとも納税義務さえ果たしていれば、そこは大目に見るといった変な慣習があるのは事実です。

で、その納税をしようにも、普通の人間は働かなくてはできません。

私にも毎月、住民税やら社会保険料などの請求が届きます。
資産家でもない限り、普通は働かないと納税の義務も果たせません。
しかし驚くことに、この生きるための経済活動を私の勤める会社は許さないのです。働かせないのなら、立て替えを要望しても一切拒否されました。
きっと<嫌なら辞めろ>という意味なんでしょうね。笑
解雇すると労働争議に発展することを警戒しているんだと思います。

一貫して無実を訴える社員に対し、給与を支払うわけでもなく、精神的に支えようとするわけでもなく、真実を探ろうとするわけでもなく、一方的に経済的な不利益を与え続け、自主退職へ誘導するといったやり方には憤りを感じます。

縁を感じ入社させていただきましたが、世の中にはいろいろな会社があるもんだなぁと思う今日この頃です。

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