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よい会社って?

三連休も終わり、今日から業務再開という方も多いかと思います。

今回はちょっと趣向を変えて、裁判の話から離れ、仕事の話をしますね。
とはいっても、私はサラリーマンしかやったことがありませんので、アラフィフ会社員から見た「良い会社の条件」について綴ってまいります。

それでは良い会社とはどんな会社でしょうか。

【その1】 給料が同業他社と比べて高額である。
・・・基準はあくまでも<同業他社と比較した場合>です。優れた事業モデルを持つ企業の経営陣は「人こそが財産である」と考えているケースが多いです。勿論、働く上で「給与が多くもらえるからいい会社である」というのは間違いです。従業員を大事にし、その結果が従業員の給与に反映されている会社かを確認しましょう。

【その2】 労働時間が少ない
・・・従業員の労働時間が少ない会社は、生産性の高いビジネスを行っていることが多いです。同じような仕事をして同額の給与をもらうのであれば、働かなければいけない時間が少ないほうが、従業員にとっても喜ばしいことでしょう。私はよく給与と労働時間を<時給換算>して、その良し悪しを測っていました。注意していただきたいのは、労働時間が少なくても<時給>が低ければNGだということです。

【その3】 退職率が高すぎない
・・・退職率が高い会社は特に要注意です。退職率が低ければ、その会社の居心地がよく、従業員が愛着を持って働いているケースが多いです。反面、あまりにも短期間に退職率の高い会社は、内部に問題があることが多いです。新卒社員の場合、企業で平均すると概ね3年で3割の社員が退職するといわれていますが、この「3年で3割」という退職率の割合を大きく超えるような会社には、注意しましょう。また、古参の社員がいない会社は危険です。

【その4】 実力主義である
・・・よくある悪い会社の例ですが、評価制度がない、あるいは曖昧な為、評価者(大抵は社長)の気分で昇降格する会社があります。こういう会社の社員は「どうせ頑張っても無駄」と思い込んでおり、社内の空気はよくありません。人事評価の公平感は、具体的には「若くしても成果を上げれば早く出世し、より責任あるポストを任せてもらえる」ことに現れます。つまり、年齢の低い社員や学歴に左右されず役職者になれる可能性が浸透している会社は、良い会社であるという客観的な判断基準となります。

【その5】 業務は数字が前提となっている
・・・世の中の社長の中には、口では「うちはこんなすごい取り組みをしている」と立派なことを言っても、実際は出来ていないことも少なくありません。人格と数字は別物ですが、やっぱり良い会社であることの前提は「数字の多用」です。全てとは言いませんが、数字が言語の一部になっている会社は安心して仕事ができます。それは、仕事の過程や結果が数値で評価されるからです。

他にも、有給消化率が高いとか社内教育が行き届いているとか、色々ありますが、上記5点を押さえておけば、ある程度安心して働ける会社だと思います。

反面、会社選びの際には注意しなくてはならない会社もあります。

【注意すべき会社】
これも全てではないと思いますが、以下のようなケースは<要注意>です。

・社長が極端なワンマン
(すぐ怒る/何でも自分が知ってないと気が済まない)
・一族で役員を構成しており、血縁関係以外の取締役等はいない
(社長の奥さんや親戚が専務や副社長などの役員に就いている など)
・子息が後継ぎのいわゆる「2代目社長」
(子の教育にしか金をかけられておらず、人間的な部分が足りない)
(3代目以降は何故かまともなケースが多い)
・精神論が飛び交っていることが多い
(「気合が足りない」「努力が足りない」とかいう会社)
・採用条件が違っている
(特に勤務地や給与の約束が守られない会社は危険)

他にも
ハラスメントを感じることが多い/今時、女性がお茶汲みをしている/やたらとコストカットの話ばかりされる/社内体制(組織)が頻繁に変わる/年中、求人が出ている/社内のイベントが会社の規模に見合っていない/サービス残業が当たり前(何でも管理監督者にする)

でも、現実にはそんな会社って結構たくさんあったりします。
贅沢をいってもキリがありませんけど、どうせなら良い会社に就職したいですよね。(笑)

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