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刑事は心配性?

勾留されてから1週間ほど経ちました。

この雰囲気にも慣れてきたと思っているのか、取り調べにあたっている担当刑事も、事件に少し関係ないようなことを色々聞いてくるようになりました。

一番多かった質問は 「弁護士に関すること」 です。

男性? 女性? 歳はいくつくらい? 今日は来るの? 明日は来るの? 何を話したの? 国選? 私選? どこの事務所? 名前は? などなど・・・

これはなんとなく気持ちがわかります。
こちらは法律に関してズブの素人。どんなアドバイスをされてるかわかりませんので、それはやっぱり不安なんだと思います。
刑事にも弁護士の存在は厄介なようで、私も取り調べ中に暴言を浴びせられるような適正ではない取り調べになった場合は「弁護士を呼んでください」と言い、何度も中断させました。また、弁護士先生は私の取り調べに対し、弁護士会を通じて苦情の申し立てもしてくれたようです。
なので、その人がどんな人なのか気になるんでしょうね。

次に多かった質問は何故か 「留置場での生活」 のことです。

以前にも書きましたが、留置場の日課は結構厳格で、被疑者を食事等で留置場に戻す時間が遅れると文句を言われるのだそうです。

刑事は自分のポジションに変なプライドをを持っているらしく、この留置場職員をまぁまぁ小馬鹿にしてます。
「あいつら、あの狭い中でラクしてる。だからデブるんだ。」
「俺らは毎日休みなく捜査に明け暮れているのに、あいつらは毎日定時で上がっている。」
こんな愚痴と一緒に、今日は担当が誰だったとか、新人担当はいたかとか中の様子を聞かれます。
逆に、留置場内でも刑事のことについて
「あの刑事、取り調べの時、調子にのってなかったかい?」などど聞かれたりすることもありました。

側から見てると面白いものです。まぁ、全ての警察署がそうでないと思いますが。

また、刑事が何か犯罪を犯して留置場に入ったとき、高確率でいじめられるそうです。それはこのような関係性が影響しているのかもしれませんね。

あと、民間企業のこともよく聞かれました。
いずれ、転職することを考えているんでしょうかね(笑)。


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