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ワンルーム

独身の住まいといえば「ワンルーム」でしょうか。

そうでない方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、私は社会人になってからワンルームの部屋に住むことはほぼありませんでした。

ところが今年の2月に突然の逮捕勾留を受け、1ヶ月間「強制ワンルーム暮らし(留置場生活)」となってしまいました。

今まで経験したことのないこのお部屋はとても新鮮で、扉の鍵は外からかけられ、屈強な男性が外でガードしてくれています。窓もなく、冷たい蛍光灯の灯りが昼間でもついている・・・そんなお部屋です。国の施設でもあるこのお部屋ですが、家賃不要・電気水道代タダ・3食付きで1ヶ月に一度にお医者さんの健康チェックとまさに至れり尽くせりの環境だったりします。お風呂も無料で、週に2回入れます。これから寒くなってきますので、人気が出そうですね。(笑)

そんな冗談はさておき、突然生活環境が変わった私。
こんな中でも色々気づくことがあります。
① 部屋が狭いとお掃除がラク!
② モノがなければ、三畳一間でも充分問題なく生きていける(留置場は三畳一間)

そして、

③ 人間、1日生きていれば意外とホコリが出る


これ、実は無実を主張するのに大きなヒントになるかと思っています。

警察は家宅捜索時、私の家の中にある掃除機の中から、証拠物を採取しました。よく見たらその時の掃除機から出たホコリや毛髪などが異様に少なく感じました。

事件があったのが昨年11月、家宅捜索が入ったのが今年の2月。3ヶ月の時間が開いています。この期間に家の中に散らばった破片状のものを掃除機にかけて吸い取ったとしてゴミを取り出さなかった場合、3ヶ月分のホコリや毛髪等が貯まっている訳で、その量はまぁまぁなものとなります。途中、年末年始で掃除もしております。そこまでの不精者でもありませんので、当然この3ヶ月間で何度も部屋の中を掃除しています。

破片状の証拠物が掃除機から出たということは事件発生後に掃除機をかけてから一度もゴミを捨てていないということです。ゴミの量が少なければ、家宅捜索間近でゴミを捨てていたという事実の裏付けになります。

家宅捜索の際、この破片状のモノが家の中に沢山落ちていたと警察は証言しています。であれば仮に私が犯人なら当然、隅々まで掃除機をかけていると思いますが。。。

家の中は多数の破片があったと証言する警察、掃除機の中のゴミは少ないのに、吸ったゴミの中から破片状の証拠品。挙句の果てに、家宅捜査時の写真からはその破片状のものはほとんど確認できません。

なんかおかしくないですか?色々矛盾しすぎです。

私が勝手に言っていることではありません。一つ一つの証拠をつなげていくとこうなるのです。

警察は別の場所から同種ではあるものの、この破片状の証拠品を入手したと言っています。
サンプルをとるとしても被害品の型番からその成分がわかりますので、あえて現物を入手する必要はないはずです。交通事故の鑑定とかでもそんな話は聞いたことがありません。

今のワンルーム。
窓からは都会の景色が広がり、天気が良ければ遠くに富士山も見えます。

六畳一間のマンションですが、最低でも週に一度はトイレもお風呂も掃除します。勿論掃除機がけも。事件のことが気になって掃除機のゴミを捨てずにいましたが、1ヶ月で結構貯まりました。

留置場のワンルーム生活が無罪主張に向けてのヒントになってます。

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