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NO.23「あるくみるさがす」東京に近い私の涼しいスポットランキング

 今年は異常な暑さの夏だった。多くの人々は会うたびに「暑いですね」という挨拶を日本中で繰り返した。

 私はこの言葉が何故かとても嫌いだ。「言わなくてもそんなこと分かってますよ」と遂言い返したくなってしまうのだ。だからどんなに暑くても自分からは言わないようにしている。

 来年もきっと同じような気候が続くと心配されるので暑さ対策は必要だ。
 クーラーは体質が合わずあまり頼りたくないので、涼しいところに逃げるが一番だと思っている。(いけない人ごめんなさい)

 こうして私の旅は「自分の魂が落ち着く場所を探す旅」が、夏は「暑さから逃げる旅」も兼ねることになった。

 今年7月から9月にかけて実際に自分が訪れたお気に入りの場所をそのベストショットとともにここに記録しておきたい。すべてが東京世田谷の自宅から2時間台で行ける猛暑日がない場所である。
 

NO1 奥日光


真夏でも文句なく涼しい。静かな森の中で息をするだけで幸せな気分になれる。この写真は奥日光の「幸徳牧場」から1時間のハイクで行ける「涸沼」(かれぬま)とい天国のような窪地。ベンチもあるので一日中この絵のような別天地を眺めてみたいと思った場所がここ。「見つけた!」という思い。

NO2 田貫湖(富士宮市)


富士山西麓にある小さな湖で、富士五湖最小の精進湖の半分位の大きさ。アクセスもあまり良くなく宿泊施設数も限られているため訪れる観光客は多くない。河口湖や山中湖のように湖を周遊する車やバイクは多くはなく、静寂さがなんといっても魅力。湖畔の日影は静かな避暑スポットとして今回自分のお気に入りとなった。
 

湖からのウオーキングで小さな町へ

NO3 箱根芦ノ湖畔


10年以上前から繰り返し訪れている自分にとって最も心が落ち着くスポットのひとつ。それがこの箱根プリンス敷地内湖畔にあるガーデン。静かな湖面と富士山の姿を見ながら一日中至福の時間が過ごせる場所。

NO4 清里、大泉(北杜市)


田園風景、八ヶ岳の眺め、美味しい野菜と水は太鼓版。自然の魅力や涼しさだけでなく生活や文化面も充実。10万冊の蔵書がある金田一晴彦記念図書館、県外からも来るほど人気の地元スーパー「ひまわり市場」などあり移住者はこれからも増えると予想される。

NO5 勝浦(千葉)


勝浦市沿岸の海底は約200メートルと急に深くなっている。夏には南風が海面の水を押し流しこの海底から冷たい海水が上がり、それが風を冷やし陸地まで届き気温を下げると言われている。実際に行ってみると、日差しは強いが海からの風は確かに涼しく快適。周辺には7つの漁港があり魚料理好きには魅力の地でもある。

                                                                                               (以上)

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