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室伏さんと考えが近いと知り嬉しかったお話し

Tverでやっていた室伏さんが出ている番組を見ました。

スポーツをしている高校生や若い世代の人たちの各スポーツの悩みに対して、室伏さんが答えていく形式。

ラグビー、剣道、筋トレの方法など様々な悩みです。


僕の考えと同じだったのが筋肉が一番の力を発揮できるのが「筋肉が伸びきった状態」という説明の時です。

これが僕の整体でお客様にも伝えていることです。

高校生2,3人に腕を真っすぐ引っ張ってもらい

「もっと引いて、もっと引いて。腕が抜けそうなぐらい引いて。」その瞬間に室伏さんが2,3人を引っ張ると全員が態勢を崩され引っ張られました。

周りの人が
・それ筋力じゃないんですか?
と質問してましたけど
・筋力だけで2,3人引っ張るのは無理です。
と言ってました。

これは身体の使い方なので慣れてない人がやると出来ませんが、引っ張られている時に室伏さんが女性に「腕のここ触ってみて?」そしたら触った女性が「メチャクチャ柔らかい」と。

筋肉が柔らかいまま引っ張ると

・体幹や脚の筋肉を使って引くことになる

ので腕の筋力だけではできないことが出来るんです。


僕は身体の使い方教室などもやってますが、上記のような事をお客様にも伝えると「難しいですね」と感想を言う人が多いです。

スポーツ選手だけではなく、日常でこの動きが出来るように(例えば買い物袋の持ち方)なると

・無駄な筋力を使わないので腰痛、肩こりになりにくい

という大きな利点があります。

ちなみに、50肩は腕だけの筋力で掃除したり、パソコンしたり、買い物袋持ったりするからなります。肩甲骨の筋肉を使うと50肩は防げます。

多くの人が勘違いしているのは筋肉を意識的に使って

・たるまないように

・筋力を維持する

・体型を維持する

など思ってますよね。

でも、現代の人はほぼ全員「緊張型の身体」で寝てる時も筋肉の力が抜けてません。自分が感じてなくても固まってるわけです。肩こりや頭痛がある人は間違いなく緊張型です。

固まった筋肉のまま意識的に使うからもっと固くなったり、脚を鍛えたら太くなる、なんてことになるんです。

例外もあって上記の室伏さんのような事が実践できる人は、コントロール出来てるので筋肉が緊張型ではありません。

ちょっと難しいですけど、力を抜いている時は筋肉を触ると

・つきたての餅のように柔らかい

が理想です。

自己流で筋トレをしている男性のお客様は「筋肉固いですね」と伝えると「筋トレしてるんで」と返答が来ます。

室伏さんはごっつい身体をしてますけど、間違いなく普段の筋肉は柔らかいでしょう。

もう一つ手首の使い方を剣道をやっている人に教えている時のやり取りが面白かったので別のブログで書きます。


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