業界の大罪「骨盤矯正」が1人歩き。電話で症状言わず「骨盤矯正したいです。何回やればいいですか?」と言われて・・・
お客さんは罪がないので「骨盤矯正やってますか?」と聞かれたら「やってます」と即返答。
ここまではよくあること。
でも、「何回やればいいですか?」は初めてだったので
「症状にもよりますけど痛みが取れるまで、ですかね」と返答したら
「はあ」とお客さんに言われてしまいました。
電話で初めてお店に行くときに
・姿勢を良くしたい
・腰痛を改善したい
等があって「骨盤矯正したい」と思ってました。
これはもう病院に行って症状言わず「点滴してください」っていうのと同じかと。
お医者さんが何で点滴したいの?と聞いても「点滴をしたい」しか言わないようなもんだと思いビックリです。
骨盤矯正がそもそも(歯の矯正みたいに)矯正できないのに主流派の言葉になってるのが業界に大罪があります。
脚の長さを均等に、股関節の可動域を均等にすると骨盤はだいたい勝手に歪みが無くなるし、骨盤周辺を強く押さなくても歪みは改善するもんです。そんなことはお客さんは知るはずがないのも分かってます。
世間の大半の人は「手段だけを行動して満足してる」これは常連さんが言ってました。目的が無いのに行動している人が多いなんて信じられませんでした。
つい最近この話をした後にこんな電話があって「なるほど」。
理論的な考え方を持ってる人とか目的がはっきりしている人は手段と目的を分けて考えるからこんな事はありえない。
骨盤矯正という言葉が流行っているし、世間の大半が常識と思っている事が常識になっていくので否定はしません。
でも、手段と目的の違いはハッキリさせて生きていった方が良いと思います。
マッサージ的な使い方で
何となく骨盤矯正したいんです
って人がいる事をインプットしたのでこの先はお客さんから「はあ」という言葉が返ってこないよう気をつけます(^^;