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子供だった私の記憶[親になったあなたへ]

子供の記憶

大人になったとき
子供の時の記憶、どれくらい覚えているだろうか

幼い頃に
考えていたこと、感じたこと
覚えている思考や状況の記憶がある

その思考を自分の中でどこか肯定しながら
私は、環境の中で見えてくる大人の世の中を見ていた



幼稚園の先生と母親が私のこと話している
舌足らず、滑舌悪い
そんなことわかってる
どうしてそんなに気にするんだろう
私のこと、気にされることが凄くイヤだった
伝えたいが所詮子供の話すこと、
忙しい母は余裕がない
伝えたいことがあるのに
言葉が大人に伝えられない、伝わらない
モヤモヤ、イライラ・・・


両親がケンカしている
お母さんはつよい!
すっきり?して次の事に取り掛かる
お父さんはイライラ・・・
私にイライラが伝わってくる
私は、少しわがままを言ってみる
イライラが私へ一気に向かってくる
おしり叩かれるの痛いけど、お父さんのイライラは消える
いつもに戻る
良かった



幼稚園の頃、年少の子供が私の前でお金を払わずポッケに商品を入れた
私は直ぐ、ダメ!と伝えた
その場の大人は未だわからないよねぇ
微笑んで何も教えなかった
違うのに!強烈な想いが記憶に残っている


思考の記憶、今も残っている



はじめて母になった時
こわい!
私の腕の中にいる綺麗な目の彼を見て思った
私とは確実に違うこの子の思考
私は彼に言葉をかけ続けた


おはよう、いい天気だね
今日はどんな事あるかな、楽しみだね♪
私が何を考えてどんな行動をとっているのかわかるように話しかけた


今月は食費使い過ぎたな節約しないとだね
バターは、あっちのスーパーの方が〇〇円安いから、もう少しサイクリングしよう
あと少し、付き合ってね♪


眠りにつく前も、楽しい夢を見てほしいと思えば肌掛けに描かれたキャラクターの話をしながら伝えた
ミッフィーも〇〇が大好きだよ
楽しいゆめ見れるといいね♪


私が違った?と思った時は、問いかけた
私が悪いと思ったら、直ぐに謝った
ごめんなさい、次はこうするね
彼の考えを知りたかったし、彼に知って欲しかった

まだ、話せない彼を相手に私の思考をまるで会話のように楽しんだ

彼が大好きだから



初めての土地で誰も知り合いがいなかった私にとって、彼はとっておきの信頼できるひとでもあった
だからこそ、私も信頼できるひとでありたかった

彼はとても大切なひとだから

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