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アトラシアンを簡単に紹介すると。

皆さんこんにちは。

予告通り僕の新しい勤務先を発表するのと同時にどのような会社なのか簡単にご紹介したいと思います。なぜかって?それはもちろん、この新しい僕の勤務先、アトラシアンと言う会社、ソフトウェア開発者・デベロッパー・DevOps・アジャイル開発などなど、IT業界の特定の職種の方々には恐らく非常に知名度が高い会社なのですが。それ以外の職種や業界の方々はほぼ知らないと思うんですよね。

代表的な製品はWikiにキレイにまとまっているのですが、

人気のあるウィキ「Confluence (コンフルエンス)」や、バグと課題管理システム「JIRA (ジラ)」といった、もっと一般的な利用者を対象としたツールを開発している。

しかし、だからといって「なんだお前さん、アトラシアン知らねぇのか!まだまだモグリだな!話になんねーや!帰れ帰れ!」なんていう風に昔の職人さんみたいな振る舞いをしても、何も始まりません。(当たり前w)

ましてや僕の職種はエバンジェリストです。プログラミング・コーディングやソフトウェアの開発をしない方々にとっても、この会社の技術がどのように役に立てるのかを、まさに啓蒙活動していく役割の人間です。

と言うわけで、本日入社初日、しかも実際の業務は今日この後始まる状況の私でございますが、ひとまずネットなど一般的に流通している情報の中から、特に「なぜ野崎はアトラシアンという会社を面白いと思ったか」と言う視点でまず3点、まとめてみたいと思います!!!

1:とにかく成長している、ちょっと変わった会社

まず、大多数の外資ITとは違う点として、アトラシアンは創業がオーストラリアはシドニーになります。はい、オーストラリア企業なんですね。ただ、グローバルに組織が運営されており、例えばマーケティングの本社機能はサンフランシスコ拠点だったりするようです。そんなアトラシアンは今年設立20周年を迎えます(因みに日本法人は設立9年目ぐらい?)。テックカンパニーとしては比較的長い歴史を持つ会社なのかな、と。社員数は全世界で8000人ほど。僕の前職の会社より少し多いくらい、という感じです。

しかし、長い歴史があっても、まだまだ伸びている会社です。様々な指標でここ2-3年、コロナ禍の真っ只中でも伸びているというのは非常に心強い会社ですよね。伸びていると言う事はそれだけ技術や製品がたくさんのユーザに受け入れられて、使われていると言うことになるわけです。結論から言ってしまうとデジタルトランスフォーメーション等の取り組みが進む中で、アジャイル開発と言う新しい開発手法がどんどん取り入れられているのが現代なわけなのですが。そのアジャイル開発の中枢を担うプロジェクト管理ツールがメインの製品になっているのがアトラシアンなのです。つまり、DX、アジャイル開発、モダナイゼーションなどの取り組みが日本企業でも進めば進むほど、アトラシアンの技術が貢献できる分野が増え続けると言う事です。ネットで調べると例えばこのような指標が見つかりました。それぞれ売上と時価総額の直近7年間の推移ですね。お陰様で時価総額は現在約7.8兆円。

こっち、売上推移っす。


こっちは時価総額の推移

2:創業者兼CEOの動向が興味深い

お決まりかもしれませんが、創業して20年間伸び続けている会社となると、二人の創業者であるマイケル・キャノン・ブルックスとスコット・ファークワーは大富豪です。実際、こちらの記事を見ると、オーストラリアの長者番付3位4位と、ワンツーフィニッシュを決めています。

そんな創業者のエピソードとして面白いのが、今年5月、テスラ社のイーロン・マスク氏が「今後は週40時間酒オフィスへの出勤を求める」と宣言し、物議を醸しだした時。それに反応してツイッターでイーロン・マスクに直接反論したそうです。なかなかできませんよねw。その時の投稿では、「マスク氏の通達は『1950年代のもののようだ』と冷笑し、アトラシアンの『どこでも働ける』勤務体系が『継続的な成長の鍵だ』と言い放った」そうです。社長、マスク氏相手につよつよ!

3:「アジャイル開発といえばJira」と言うほど製品が浸透している

一言で言うと非常に製品力が強いと言うことになります。しかし冒頭でもお話しした通り、特定の職種の間では普及し、知名度が高いにもかかわらず、それ以外の職種、例えば経営層だったりビジネス部門の人々に対する認知度はそこまででもない、らしいです。この、「特定の層」意外に認知度をいかに上げていくか。これからの活動でここが一つのポイントになります。非常にチャレンジングながらも、面白いポイントかな、と。そして、そういった活動の中に僕は大きく関わっていく予定になります

結論

今までの僕のキャリアは直近の勤め先であるF5含めて、通信技術の会社やネットワークをつなげる技術を提供する会社でした。今回、初めてその上のレイヤーであるシステムの世界で、プロジェクト管理、開発の体制、チームの中のコミュニケーションやコラボレーション、組織体制、はたまた組織論に至るまで、様々な観点でどのように技術を活用して日本企業の大きな成長に繋げられるのか、を模索することになります。控えめに言って、楽しみで仕方がありません。これからの僕の投稿と活動についても、今まで通り、ぜひぜひお付き合いいただければと思います!

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